
「狂俳」発祥250年を記念する石碑=19日午前、岐阜市上材木町、川原町広場
日本伝統の文芸「狂俳」の発祥の地として伝わる岐阜市で、発祥から250年を記念する石碑が建てられ、19日に除幕式が行われました。
狂俳は、五・七または七・五の十二音でユーモアに富んだ句を作るもので、江戸時代に発案した三浦樗良が1773年に岐阜に滞在したことで伝え広まったとされます。
記念碑は、地域の狂俳愛好家らでつくる実行委員会が、岐阜市の川原町広場に建て、「狂俳発祥之地」と揮ごうした岐阜県の古田肇知事らが除幕をして完成を祝いました。
実行委員会は、今後も狂俳を後世に伝え、日本ユネスコ未来遺産などへの登録を目指して活動するということです。