仲野太賀、幼少期から交流あった柳葉敏郎との共演「強烈な縁を感じた」

仲野太賀、幼少期から交流あった柳葉敏郎との共演「強烈な縁を感じた」

  • シネマトゥデイ
  • 更新日:2020/11/21
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正月は柳葉敏郎に会うのが恒例だった仲野太賀

俳優の仲野太賀が21日、都内で行われた映画『泣く子はいねぇが』(公開中)の公開記念舞台あいさつに共演の柳葉敏郎と登壇し、かつて父・中野英雄とパフォーマンス集団「劇男一世風靡」で活動していた柳葉との共演を振り返った。この日は、吉岡里帆寛 一 郎佐藤快磨監督も出席した。

『泣く子はいねぇが』は、秋田・男鹿半島の伝統行事なまはげを題材に、いつまでも大人になりきれない若者たちが迷いながら成長していく過程を描いた物語。仲野は、娘が生まれたのに父親の自覚を持てない主人公・たすく、柳葉は「なまはげ存続の会」会長で、たすくの父親代わりでもある夏井康夫を演じた。

主演の仲野は、「誇らしい気持ちでいっぱいです。昨日から公開してどんなふうに受け取ってもらえるのか、とても楽しみでワクワクしています」と清々しい笑顔。柳葉は、秋田出身ということから「非常に楽しく、ちょっぴり責任をしょいながらやらさせていただきました」と打ち明けると、「この作品を観て、少しだけキュンとしていただけたら嬉しいです」と期待を込めた。

そんな二人はプライベートでも深い関係がある。というのも、柳葉と仲野の父・英雄は、1980年代に活躍した男性路上パフォーマンス集団「劇男一世風靡」で活動していたという間柄で、仲野は柳葉との共演について「強烈な縁を感じました。親子のような関係性で共演ができたことは、役者をやっていて感慨深いものがあります」としみじみ。また、「お正月に『柳葉詣』というか、柳葉さんに会いに行く中野家の伝統行事があるのですが、小さい頃からわんさか泣かされました。秋田の人にとっての“なまはげ”は、僕にとっての“やなぎば”で、本当に恐れ多い、対面するだけで震え上がるような存在でした」とぶっちゃけ、会場の笑いを誘った。

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仲野太賀を小さい頃から知っていたという柳葉敏郎

柳葉も「生まれた時から知っていまして、来るたびにちょっかい出して、帰るときは必ずべそをかいていた」と当時を懐かしむと、「そんな彼の作品の中で共にできるなんて胸がいっぱいです」と感激の面持ちも見せ、「太賀おめでとう」と祝福の言葉を送った。

二人の共演も見どころの本作は、なまはげがある失態を犯してしまうところからはじまる。佐藤監督は、昨今問題を起こした人を叩くだけ叩いて、時が経つと忘れていくという風潮に触れつつ、「当事者の人にとっては消えない。そういう傷を背負って生きていく人たちを見つめたいという思いがあった」と説明し、「脚本を男鹿の人たちが受け入れて全面的にバックアップしてくれたので心強かったです。男鹿に残り続けていくような映画になっていくといいなと思います」と願っていた。(取材:錦怜那)

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