
18日、福岡県大野城市で80代の女性が、息子を名乗る男らに現金300万円をだまし取られる事件がありました。
「喉の”がん”」で、声の違いをごまかしたとみられます。
警察によりますと18日午後0時半ごろ、大野城市に住む女性(83)の自宅に、「息子さんが喉のがんになった」「取引先との契約に行けなくて、契約に必要なお金を払うことができないと言っている」と、病院関係者を名乗る男から電話がありました。
その後、息子を名乗る男が電話を代わり、「上司の息子が家の近くに来ているので、お金を渡してほしい」と言われたということです。
女性は午後4時ごろ、自宅を訪ねてきた上司の息子を名乗る男に、現金300万円を手渡ししました。
しかしその後、息子を名乗る男の言葉のアクセントが普段と違ったことに気づき、110番通報して、事件が発覚しました。
また、18日午後には福岡市南区でも68歳の男性が、区役所職員を名乗る男などから現金約50万円をだまし取られる還付金詐欺事件が起きています。
KBC九州朝日放送