「まさかこんなに降るとは...」青森・酸ヶ湯と大鰐では9月の観測史上最高の1時間降水量を記録

「まさかこんなに降るとは...」青森・酸ヶ湯と大鰐では9月の観測史上最高の1時間降水量を記録

  • ATV NEWS
  • 更新日:2023/09/19

激しい雨と稲光に驚いた人も多いのではないでしょうか。19日の青森県内は大気の状態が非常に不安定で津軽と下北を中心に雷を伴った大雨となりました。今後も土砂災害などへの警戒が必要です。

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須崎蓮記者
「午前11時の五所川原市です。激しい雨風とともにときおり雷の音が鳴っています」

視界かかすむほどの激しい雨が地面を打ち付けています。青森県内は上空の寒気や暖かく湿った空気の影響で津軽を中心に雷を伴った激しい雨が降りました。1時間に降った雨の量は最も多かったのは五所川原市市浦で47・5ミリ。大鰐と青森市酸ヶ湯では40ミリを越え、いずれも9月の観測史上最大となりました。弘前市では取材中にも…

弘前市民は
「すごいね。まさかこんなに降るとは思わなかった」

また、大雨の影響でJR五能線が一部区間で運転を見合わせていて、鰺ヶ沢駅では代行のバスに乗り込む人が多くいました。JRは五能線などで上下合わせて16本が運休するなど交通機関にも影響が出ました。大雨のピークは過ぎましたが20日明け方にかけて引き続き雷を伴った雨が降る所がある見込みで、20日午後6時までの24時間で予想される雨の量はいずれも多いところで津軽で50ミリ、下北と三八上北で40ミリとなっています。

これまでに降った雨で地盤が緩んでいる所もあることから津軽や下北では引き続き土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。

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