
仙台放送
宮城県内有数の大麦の産地として知られる石巻市で、今シーズン初めてとなる等級検査が行われました。
初検査は石巻市高木にある、「JAいしのまき」の東農業倉庫で行われました。6月22日は、稲井地区の5軒の農家が6月10日から収穫した、「ホワイトファイバー」という品種の大麦、およそ105トンが持ち込まれました。
検査では大麦のサンプルから検査員が実の入り具合や硬さ、水分量などを調べました。今シーズンは春頃の天候に恵まれ、その後積雪もありましたが大きな影響もなく、生育は順調に進んだということです。
検査の結果、「一等」の比率が全体のおよそ2割で「規格外」に格付けされた大麦はなく、まずまずの滑り出しとなりました。