沈んでいた“幻の城跡”姿現す!琵琶湖が渇水「取水制限も」

沈んでいた“幻の城跡”姿現す!琵琶湖が渇水「取水制限も」

  • テレ朝news
  • 更新日:2023/11/21
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琵琶湖の水位の低下が深刻です。沈んでいた城の“跡”も姿を現しました。

■琵琶湖“渇水”深刻「取水制限も」

関西人にはおなじみの…。

京都府民:「冗談でねえ、京都人が悪いこと言うたら(滋賀県民が)『琵琶湖の水、止めたろか』と。それ困るわな」

冗談ではなくなるかもしれません。

滋賀県 三日月大造知事:「きょうの時点での琵琶湖の水位はマイナス61センチ」

地元の人もはっきりと変化を感じていました。

瀬田町漁業協同組合 吉田守組合長:「普通(水位)はこの辺くらいですかね。これだけ減ってる」

琵琶湖は滋賀だけではなく京都、大阪、兵庫、およそ1480万人に水を供給する「生命線」ですが…。降水量が少なく、水位は下がり続けています。

■沈んでいた“幻の城跡”も現れる

影響は思わぬ所にも…。

坂本城を考える会 山本正史事務局長:「坂本城の石垣です。ここは明智光秀が住んでいたんだと」

水中にあった「坂本城」の石垣が姿を現したのです。湖岸に本丸を置く城は織田信長の命を受けた明智光秀が築きました。

坂本城を考える会 山本正史事務局長:「(Q.普段、水はどれくらいまで?)この辺りまで。(水位が)プラスマイナスゼロになったら見えません。水につかっているから」

沈んだはずの“幻の城”も浮かび上がる事態。琵琶湖の危機は「関西の危機」。知事は関西広域連合に呼び掛けも行いました。

滋賀県 三日月大造知事:「例えばマイナス90センチになれば取水制限もお願いしなければならなくなる。水を大切に使うことを意識して下さいと申し上げた」

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