急増する特殊詐欺の被害を防止しようと、大阪府警の副本部長がATMで警戒を呼びかけました。
大阪府では去年、特殊詐欺の認知件数が過去最多となっていて、被害金額は前年に比べ5億円以上増加しています。人の目が少ない無人ATMに誘導されて被害にあうケースが多いということで、大阪府警の津田隆好副本部長がATMを巡回して警戒を呼び掛けました。
【大阪府警 津田隆好副本部長】
「ATMを使ってお金が返ってくることは絶対ありえない。防止対策・検挙対策をしっかりやっていきたいと思いますが、府民の皆様もぜひ気を付けて、身を守っていただきたい」
また、大阪府では去年交通事故で死亡した人が全国ワーストとなっていて、津田副本部長は事故が多発している交差点を巡回し、「歩行者に思いやりをもった運転をしてほしい」と話しました。