ダブルヒガシが「ytv漫才新人賞」で賞レース初V 元K―1ファイターの息子・大東翔生「頑張ってきてよかった」

ダブルヒガシが「ytv漫才新人賞」で賞レース初V 元K―1ファイターの息子・大東翔生「頑張ってきてよかった」

  • スポーツ報知
  • 更新日:2023/03/19
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上方演芸界の若手の登竜門「第12回ytv漫才新人賞」が19日、大阪・読売テレビで行われ、「ダブルヒガシ」が優勝し、賞金100万円を手にした。

解散のため辞退した「コウテイ」、竹内知咲の体調不良のため棄権した「天才ピアニスト」の2組を除き、予選を突破した「ドーナツ・ピーナツ」「フースーヤ」「チェリー大作戦」「ダブルヒガシ」「豪快キャプテン」の5組でファーストラウンドを争った。500点満点中465点で同点だったが、審査員5人の投票で1位「―ヒガシ」、2位「ドーナツ―」の順で同期の2組が最終決戦へ。

最終決戦では先発の「ドーナツ―」がキャバクラのネタで笑いを取ったが、「―ヒガシ」が、おっさんが接客するキャバクラの設定でまさかの“ネタ被り”。それでも「パワーがあって面白い。ネタが被って得をしたかも」(オール巨人)と4対1のスコアで「―ヒガシ」が栄光を勝ち取った。

昨年は同賞で準Vだっただけに、ツッコミの東良介は「よかったです」と思わず涙。ボケの大東翔生(おおひがし・しょうい)は父が元プロボクサー、元K―1ファイターの大東旭さん。「2人で頑張ってきてよかった」と結成9年目の賞レース初制覇に感激した。

読売テレビの1階フロアで、ファンを前に公開優勝会見が行われ、東は涙の理由について「めっちゃ恥ずかしかった。9年間のありがとうが全部、液体になってあふれてきた」と照れくさげに話した。賞金100万円の使い道は「ほぼ全部。後輩とご飯にいきます」(東)。借金漬けの大東は「(返済を)5社を4社に減らす」と話し、会場を沸かせた。

優勝特典として同局で冠番組が制作される。東は「『ダブルヒガシのお散歩』。2人でゆっくり街を探索したい」と話したが、大東は「『名探偵コナン』の犯人のデブ役をやりたい」と同局の人気アニメへの乱入を夢見た。

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