
人気を集める「1人ボックス席」や「完全非接触サービス」。感染拡大で苦境に立たされる飲食店のあの手この手の工夫を取材しました。
政府から呼び掛けられている友人らとのランチ自粛のお願い。飲食店は追い詰められています。
食事用マスクをいち早く取り入れるなど、感染症対策を講じてきたファミリーレストラン「サイゼリヤ」も苦境に立たされていました。
そうしたなか、「飲食店業界」は生き残りをかけた戦いが続いています。
すかいらーくグループでは、コロナ禍の前から取り組んでいたWi-Fiやコンセントが完備された1人用のボックス席が。
元々、テレワークで需要がありましたが、感染症対策として目線の高さまで仕切りがあるため、今も人気が続いています。
一方、外食チェーン「くら寿司」では入店から退店まで完全非接触で食事ができる店舗を導入しました。
来店すると、まず人数を入力。すると、席の番号が書かれた紙が発券されます。
そして席に座ると、スマートフォンが自分専用のタッチパネルに。後は注文したお寿司を受け取るだけ。店員とは接触することもなく食べることができます。
お会計もバーコードを読み取り、料金を支払うだけ。
店に入ってから出るまで一度も店員と会うことはありませんでした。
くら寿司の完全非接触のお店は14日からプレオープンです。