
橋下徹氏=15年5月撮影
前大阪市長の橋下徹氏が17日、ツイッターを新規投稿。高市早苗経済安保担当相に対して「自衛隊の最高指揮官、総理大臣には不適格」と批判した。
高市氏においては、総務相だった2014年から15年の総務省の行政文書おいて、放送法の「政治的公平性」をめぐる自身の発言を「ねつ造」と主張。立憲民主党・小西洋之氏から「ねつ造でなければ、大臣や議員を辞職するか」と問われ「結構ですよ」と話していた。その後、松本総務相が「公的な行政文書」であることを認めたことから、追及されていた。
高市氏は17日の会見でも「ねつ造というのは、ありもしなかったことをあったかのように、つくること」と自身の理解を語り、「特に撤回するつもりは、ございません」と突っぱねた。
この事に対して、橋下氏は「『捏造』は撤回し『不正確』に切り替えればいいのに。不正解を主張したまま、捏造や議員辞職は言い過ぎだったと謝罪すれば収まる問題。」として「合理性がなくなったのに撤退できない政治家は、自衛隊の最高指揮官、総理大臣には不適格。」とぶった切った。