東京ベイ2位死守 CTB立川理道「埼玉戦が生かされた」/リーグワン

東京ベイ2位死守 CTB立川理道「埼玉戦が生かされた」/リーグワン

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  • 更新日:2023/03/19
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水しぶきが上がるなか、必死にボールをキープする立川。東京ベイが横浜との上位対決を制した(撮影・福島範和)

リーグワン1部第12節第2日(18日、江戸川陸ほか)3試合が行われ、東京ベイが横浜に15-5で勝ち、10勝1分け1敗の勝ち点47で2位を守った。横浜は7勝2分け3敗の同38で4位。5位のBL東京はトヨタに19-18で競り勝ち、7勝5敗の同35とした。静岡はBR東京に19-15で逆転勝ちし、3勝2分け7敗。トヨタとBR東京はともに5勝7敗となった。

強い雨で芝に水が浮く悪コンディションの中、東京ベイがしたたかに勝ち切った。

「一人一人が何をすべきか分かっている。FWが優位だったので、(悪条件でも)そこまであわてなかった」

CTB立川理道主将(33)がうなずいた。

蹴り合いが続いた前半の終盤、チャンスは突然訪れた。38分、相手陣22メートル線上でのラインアウトでモールを組むと、そのまま22メートルを一気に押し込み、HOマークスが先制トライ。後半12分には横浜ボールのラインアウトで相手がお手玉したところに、LOボタが腕をねじこんで奪取し、インゴールに飛び込んだ。

4日には首位の埼玉からトライを奪えず、15-30で今季初黒星。立川はこの敗戦から①攻守の切り替え②大事な時間帯での点の取り方③反応の速さ-を学んだという。

「ここぞというときにトライが取れた。埼玉戦が生かされた」と立川。4強によるプレーオフ進出はあと2勝すれば確実だが、オレンジ軍団を率いる主将は「毎週毎週、1試合ずつ」と地道に足元を見つめる。(田中浩)

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