13チーム初期消火技術競う 市内3事業所が最優秀賞〈秦野市〉

13チーム初期消火技術競う 市内3事業所が最優秀賞〈秦野市〉

  • タウンニュース
  • 更新日:2023/03/21
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上から株式会社NITTAN漢塾チーム、秦野自動車教習所ハダジファイヤーガールズ、スタンレー電気株式会社秦野製作所

秦野市カルチャーパーク第1駐車場で2月24日、市消防本部と秦野市防火・危険物安全協会による初期消火コンクールが行われた。バケツリレーの部で株式会社NITTAN漢塾チーム(男子)と秦野自動車教習所ハダジファイヤーガールズ(女子)が、屋内消火栓の部でスタンレー電気株式会社秦野製作所が最優秀賞を受賞した。

火災予防の普及促進と、火災時における初期消火技術の向上を目的としたコンクール。3月1日から7日にかけて実施された「2023年春季全国火災予防運動」に先駆け開催された。

バケツリレーの部は的に開けた穴に水をかけ、1分間の間に裏側に溜まった水の量が最も多いチームが最優秀となる。速さと正確さが必要で、減点項目に触れると減算される。

もう一方の屋内消火栓の部では、消火栓の中のホースを伸ばし放水するまでのスピードを競う。これは消防団が行う消防操法大会と同じで、放水に至るまでの動きの正確さもチェックされる。

今年はバケツリレーの部に市内自治会や事業所から8チーム、屋内消火栓の部に4事業所5チームの44人が参加。気温12度、小雨がパラつく肌寒い中、白熱したコンクールとなった。最優秀賞の一角であるハダジファイヤーガールズは「本番前にみんなで練習したので、成果が出て嬉しい。何も起こらないのが一番ですが、この経験がもしもの時の初期消火につながれば」と話した。

タウンニュース秦野版

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