宿泊客数を1・3倍に 2030年の数値目標示す 蔵王温泉観光協会

宿泊客数を1・3倍に 2030年の数値目標示す 蔵王温泉観光協会

  • 山形放送
  • 更新日:2023/05/26
No image

山形県内最大の観光エリア・蔵王が観光誘客へ新たな一歩を踏み出した。地元の観光協会は26日、年度当初の総会を開き、新たなビジョンで2030年に宿泊客数を現在の1.3倍の41万人とする数値目標を掲げた。

山形県内最大の観光エリア・蔵王が観光誘客へ新たな一歩を踏み出した。地元の観光協会は26日、年度当初の総会を開き、新たなビジョンで2030年に宿泊客数を現在の1.3倍の41万人とする数値目標を掲げた。

蔵王温泉観光協会は今年度、新たに「最上高湯善七の湯」を経営する岡崎善七さんが会長に就任した。就任後初めての総会となり会員に決意を示した。

】蔵王温泉観光協会・岡崎善七会長「これから私たちが何を目指すかは私たち次第。近づいている確信があるぜひシフトチェンジ・シフトアップ一緒に新しい一歩を踏み出して行きたい」

総会では、新体制で目指す数値目標が初めて示された。7年後、2030年の宿泊者数を41万人としことしの見込みの32万人の1.3倍に設定した。温泉と自然を生かすことで冬季以外の宿泊者数を増やす。メインターゲットは人口規模が多く、旅行に、より積極的な「関東圏の女性」とした。ことし1年を目標達成に向けて、基礎を築く1年と位置づけている。

観光協会内に新たに「景観・交通整備」「企画・研究開発」など4つの委員会を設け、今後、具体策を練っていく。接客サービスの向上のため接客する側の幸福感を上げることなども示された。

蔵王温泉観光協会・岡崎善七会長「夏場の集客をしっかりやっていきたい自然と温泉につながってくるいろいろいろんなことを考えているどこから始めようかなとワクワクしている。これからが楽しみ」

総会ではまた、2015年から8年間、会長を務めた伊藤八右衛門・前会長に感謝状が贈られた。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加