「先行きが不安になったけど、トラブルも旧車の楽しみ」【2】1973年式 マツダ シャンテ LX

「先行きが不安になったけど、トラブルも旧車の楽しみ」【2】1973年式 マツダ シャンテ LX

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  • 更新日:2023/05/27
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シャンテ×ロータリーエンジン。1980年代のチューニングシーンを知る者にとって0-200m最強マシンといえばこのタッグだ。
このシャンテのオーナーも、そんなリトルモンスターの雄姿に強くあこがれた一人。今は、まだスタイリングのみ。
しかし、いずれはREを搭載し、頂点に立つことを夢見ている!

【1973年式 マツダ シャンテ LX Vol.2】

【1】から続く

この時点で、チームTomitakuのメンバーが所有する360ccは、トミタクさんのマツダR360クーペ、ヘンカタさんのフェローマックス、Kさんのシャンテと合わせて4台。手に入れた順番的にはオーナーが一番最後。このシャンテが一番の新参モノとなる。「これで、また楽しみが増えよった(笑)」と、新しいシャンテの仲間入りを一番喜んだのは、フェローマックスのヘンカタさんだったよう。

三重県の前オーナーのもとからクルマを引き取るやいなや、早々に整備を開始した。作業場所は、例に漏れずヘンカタさんの自宅ガレージだ。不動放置だったというシャンテは、一見キレイだが、よく見るとフェンダー等にクサリが見受けられる年式相応な状態。燃料タンクを洗浄し、前オーナーから「一応はかかる」と聞いていたエンジンをかけてみる。と、ダッシュからモクモクと煙が上がった。いきなりのトラブル発生だ。さらにクルマの下をのぞいたヘンカタさんが、プロペラシャフトがないことを発見し、「こいつはFFじゃったか?」と苦笑い。「先行きが不安になったけど、トラブルも旧車の楽しみと思うようにしょーりました」とオーナーは覚悟を決めた。

>> 【画像26枚】今のところ完全ノーマルのエンジンなど。将来的にもこのエンジンをチューニングするつもりはなく、一気にREへの換装がオーナーの夢だ。スペアタイヤには軽量なスクーター用のタイヤを流用している

>> シートは運転席側がコブラタイプのバケットシートで、助手席はGFグレードのシートに交換。本当は助手席側も同じもので統一したかったらしい。

>> 劣化の進んでいたシフトブーツは新調。ステッチカラーにはスポーティーなレッドが選択されている。

1973年式 マツダ シャンテ LXSPECIFICATIONS 諸元
● エクステリア:フロントスポイラー、
ルーフスポイラー、弾丸タイプミラー、
グリルハニカム加工
● 吸排気系:2ストバイク用サイレンサー取り付け
● サスペンション:(F)バネ加工、(R)リーフ加工
● ブレーキ:ノーマル
● インテリア: MOMOステアリング、ドア内張り変更
コブラタイプシート、GF用助手席、
GF用タコメーター
● タイヤ : DL SP10 145SR10
● ホイール:自家製ペイント

【3】に続く

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