
iPhoneユーザーに人気のAirPods。ですが一方、Androidで音楽を聴いたり、通話をするのにAirPodsを使っている場合、使えない機能がいくつかあります。
そのうちの1つが、AirPodsのバッテリー残量を自然に確認できないことです。
しかし、ご心配なく。今回は、AndroidでAirPodsのバッテリー残量を確認する簡単な方法をご紹介します。
「OpenPods」でAndroidでAirPodsのバッテリー残量を確認
AppleのAirPodsは、充電ケースにLEDが搭載されています。そのLEDライトで、AirPodsのバッテリー残量を確認することができます。
緑はフル充電されており、オレンジはフル充電されていないという意味です。
しかし、ご存知のように、これでは実際のバッテリー残量がわからないので、あまり使えるものではありません。ですから、専用のアプリが必要になります。
「OpenPods」は、その専用アプリの1つ。Androidデバイスで、AirPodsのバッテリー残量を簡単に確認できます。
「OpenPods」は、無料でオープンソースのアプリなので、ライセンスの関係で公式のPlayストアではなく、「F-Droid」のアプリストアから直接ダウンロードすることができます。
もしくは、「F-Droid」のWebサイトからAPKファイルをダウンロードし、Androidのサイドローディングアプリのガイド記事を読みつつ、手動でインストールすることもできます。
ダウンロード:F-Droid(無料)
ダウンロード:OpenPods(無料)
「OpenPods」の設定方法
「OpenPods」をスマホにインストールしたら、アプリを起動し、必要なアクセス認証を許可します。
「OpenPods」は最小化され、スマホのステータスバーにAirPodsのアイコンが表示されます。
通知パネルを引き出すと、「OpenPods」の通知が表示されます。この通知の下向きの矢印をタップして、通知を開きます。
すると、接続されているAirPodsとそのバッテリー残量が表示されます。
AirPodsが充電ケースに入っておらず、充電ケースのフタが開いている場合は、AirPodsと充電ケース両方のバッテリー残量を表示します。一方、AirPodsが充電ケースに入っていないだけの場合は、左右のAirPodsのバッテリー残量だけを表示します。

Screenshot: MakeUseOf
最後に、AirPodsを充電ケースに戻し、フタを閉めていると、「OpenPods」はAirPodsが接続されていないことを理解し、バッテリーの状態を表示しません。
しかし、充電ケースのフタを開けてAirPodsをスマホに接続した瞬間、アプリはAirPodsが接続されたことを認識し、またバッテリー残量を表示します。
もちろん、これはAirPodsが接続していない時も、「OpenPods」はバックグラウンドで動作し続けており、バッテリーを消耗しているということです。
しかし、「OpenPods」にはバッテリーを節約するオプションがあり、アプリの設定からアクセスできるので、バッテリーの消耗が早いと感じた場合は、このオプションを有効にしましょう。

Screenshot: MakeUseOf
AndroidでAirPodsのバッテリー残量が簡単にわかる
「OpenPods」を使えば、AndroidでAirPodsのバッテリー残量がとても簡単にチェック可能。
AirPodsの充電がいつ切れるかを簡単に把握できるので、必要な時にすぐに使えるように充電して備えることができます。

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Source: F-Droid(1, 2)
Original Article: How to Check Your AirPods Battery on Android by MakeUseOf
的野裕子