消費しながら備蓄する非常食を「ローリングストック」で賢く備える方法

消費しながら備蓄する非常食を「ローリングストック」で賢く備える方法

  • ライフハッカー[日本版]
  • 更新日:2020/10/16

10月も中旬。天気予報で台風関連のニュースをよく目にするシーズンですね。

強風や大雨の影響で水道や電気などインフラが停止してしまったり、土砂崩れや浸水にあってしばらく救助が来ないなど、いつ、誰の身にも起こりうることです。万が一に備えての対策はできていますか?

「きちんと対策をしておかなくては」とは思っているものの、一体何からどう手をつけていいのか迷っている方も多いのでは?

今回は誰でも気軽に始められる備蓄方法「ローリングストック」についてご紹介しますよ。

ローリングストックとは?

ローリングストックとは一言でいえば「非常食の日常備蓄」のこと。

備蓄した食料を日常的に定期的に消費しながら、食べた分だけ買い足しをしていく方法のことです。

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Image: カゴメ株式会社

ポイントはこの「日常的に消費していく」という部分。

防災用の備蓄食、というと「カンパンや缶詰などを一気に大量購入して保存しておく」というイメージの方も多いのでは?

しかしこうした食品は一度購入するとついそのまま放置しがちです。

せっかく万が一に備えて保存の利く食材を備蓄していても、「いざという時に消費期限が切れていた!」ということになりかねず、備蓄食としての役割を果たさないことに。

ローリングストックは消費期限の早いものから定期的に備蓄したものを飲む、食べる、そして買い足すので、備蓄品は常に入れ替わりのある状態になるのです。

また、普段から備蓄食の味を体験して慣れておくことで、防災時の食事へのストレスを軽減してくれる効果もありますよ。

ローリングストックの始め方

ローリングストックを始めるには大きく分けて3つのステップがあります。

保存の利く食品をいつもより少し多めに買い出し(目安は家族の人数×3日分)

月に1回その非常食品を食べる日を決めておく(備蓄の中でも消費期限の近いものから食べる)

食べた分だけ次の買い物の際に買い足しておく

この1〜3を繰り返すだけです。とてもシンプルですね。

1の保存の利く食品、とすると少し身構えてしまいますが、例えば身近なところでいえばインスタント麺やレトルトカレー、真空パックのごはん、缶詰などが挙げられるでしょう。

これらのアイテムを次の買い物の際、または特売などで安くなっているタイミングで少しいつもより多めに買い足せばよいだけなのです。

2では月に一度食べる、としていますが、これはもう少し頻度が高くてもきちんとすぐにその分を買い足しておけるのであれば問題ないでしょう。

また、

冷めたままでもおいしく食べられそうか

容器のまま食べられるかどうか

塩分濃度や味付けは自分の好みに合うか

など災害時に数日食べることをきちんとイメージしながら食事をしてみるとより最適な食品選びに繋がりそうです。

とにかく「一度購入したものをそのまま数カ月〜数年放置しない」こと、また「消費した分はきちんと買い足すこと」この2点はしっかり遵守するようにしましょう。

最低どのくらいの備蓄が必要?

無印良品のサイトでは、ローリングストックの具体的なポイントを紹介しています。

必要な量は「朝晩の2食×3日分×家族人数分」+1日分の予備

賞味期限は1年で充分

災害時にはすぐに助けが来たり、十分な救援物資が届かないこともあるでしょう。目安としてまずは家族全員分の3日分の食事をベースとして用意しておけば安心とのこと。

さらに保存食、というと消費期限が数年に及ぶもの、というイメージですが、実はローリングストックで用意しておく食品の賞味期限は1年で充分、とのこと。

その理由はやはり定期的な消費サイクルにあるようです。

毎月1回『非常食を食べる日』を決めます(例えば、第3日曜日の夕食といったように)。(中略)そして、次の週末までにはまた8食分になるよう買い足して補充する。これを8ヵ月繰り返すことで、すべての食品がきれいに入れ替わることになります。そう、賞味期限は1年あれば充分なのです。

無印良品より引用

賞味期限が3年、5年になると、いわゆるカンパンなど従来の備蓄食しか思いつきませんが、「賞味期限1年でいい」となると選べる食品の選択がグッと広がりそうですよね。

我が家では災害時でお湯が沸かせた時のことも想定して、パスタ、そうめんやうどんなどの乾麺やツナ缶、即席みそ汁なども常備していますよ。

我が家のローリングストックアイテムをご紹介

最後に、上述した以外にも我が家でローリングストックとして備蓄しているものを一部ご紹介します。

水はアマゾン定期便を利用し、必ず10本前後をキープ、また、電気やガスは使えないものと仮定し、温めずにすぐに食べられるものを蓄えています。

・2L 水

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[Amazonブランド]Happy Belly天然水 岐阜・美濃 (2L)×9本

1,097円

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・尾西食品 アルファ米

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尾西食品 アルファ米12種類全部セット(非常食 5年保存 各味1食×12種類)

3,643円

・カゴメ 野菜たっぷりスープ

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カゴメ 野菜たっぷりスープギフト SO-30

2,770円

・ハウス 温めずにおいしいカレー

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ハウス 温めずにおいしいカレー まろやか野菜カレー 200g×10個

2,979円

アルファ米は、味のバラエティが豊富で災害が長期化したときでも飽きずに楽しめそうです。普段からお米を炊き忘れた時にも大活躍してくれていますよ。

カゴメのスープはたまに朝食でパンを食べる際に一緒にいただいています。

今後ここに追加したいと思っているのがおかず系。

ushipakuは少し割高ですが常温保存が可能、かつ普段の食事でもあと一品欲しい時にも重宝しそうなので現在検討中です。

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uchipac レトルトおかず15品目セット 【おうちごはんの常備食・非常食】 保存料 着色料 無添加・国産野菜使用・常温保存 賞味期限 1年 【敬老の日・手土産・贈り物】

5,680円

併せてこちらの農林水産省のページには、食品会社を中心にローリングストックBOX、ローリングストックセットなどのラインナップを展開しているのでチェックしてみてください。

また、普段使いしているものかつ災害時の備えにもなっていると感じるのは卓上のガスコンロカセットガスです。

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イワタニ カセットフー 達人スリム 【うす型コンロ / 高さ74mm】 CB-AS-1

3,800円

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イワタニ カセットガス 専用ボックス入り 12本組 CB-250-OR-12BOX

3,022円

我が家のキッチンはIHですが、土鍋もよく活用するため、キッチンにガスコンロを常備しています。

いざというときに電気が止まっても火を起こせると考えると、さらに食品の選択肢も広がりますよ。

「備えあれば憂なし」とあるように、無理のない範囲からストックを始めてみませんか?

ローリングストックは備蓄品、という役割だけではなく、毎日の食卓にちょっと刺激を与えてくれる良い作用ももたらしてくれますよ。

缶詰を使ったレシピに挑戦したり、レトルトスープをベースに、少しアレンジしてパスタソースなどに変化させたりと、普段の調理の時短にも繋がります。

防災準備、とあまり気負いすぎずに、早速次の買い物から少し多めの買い出しを始めてみてはいかがでしょうか。

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無印良品 素材を生かした 牛ばら肉の大盛りカレー【3袋】

1,700円

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Image:カゴメ株式会社,NAR studio/Shutterstock.com

Source:カゴメ株式会社,無印良品,農林水産省

石田佐織

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