薄暗い農道に女児が1人「おかしい」 行方不明中の8歳を警察に送り届けた高3の観察力

薄暗い農道に女児が1人「おかしい」 行方不明中の8歳を警察に送り届けた高3の観察力

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  • 更新日:2023/03/19
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仲宗根宗信署長(左)から感謝状を受け取る與儀翔斗さん(中央)=1日、宮古島署

沖縄県警宮古島署(仲宗根宗信署長)は1日、宮古島市平良狩俣の農道で行方不明になった8歳の女児を発見、保護したとして、與儀翔斗さん(18)=狩俣中-高知高3年=に感謝状を贈った。

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卒業式を終え帰省していた與儀さんは、2月19日午後6時前、薄暗い農道に女児が1人でいるのを不審に思い、声をかけて狩俣駐在所に送り届けた。

女児の母親は農作業中に女児を見失い、駐在所に駆け込んでいた。與儀さんは「人通りが少ない場所なのでおかしいと思って声をかけた。無事母親の元に戻れて良かった。女の子と母親は抱いて泣き合っていた」と話した。

仲宗根署長は「夏は熱中症、冬は低体温のリスクがある。積極的に声をかけ、早期発見してくれて事件に巻き込まれずに済んだ」と感謝した。(宮古支局・當山学)

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