塩谷司の今季2点目が決勝点! 広島が悩める柏撃破で公式戦3連勝【明治安田J1第5節】

塩谷司の今季2点目が決勝点! 広島が悩める柏撃破で公式戦3連勝【明治安田J1第5節】

  • 超ワールドサッカー
  • 更新日:2023/03/19
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明治安田生命J1リーグ第5節の1試合が19日にエディオンスタジアム広島で行われ、ホームのサンフレッチェ広島が1-0で柏レイソルを下した。

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前節を今季初白星で飾った広島はピエロス・ソティリウがメンバー外となり、志知がスタメン入り。一方、今季のここまでいまだ勝利なく、昨季から数えても14試合白星なしの柏は4選手が入れ替わり、土屋、田中、山田、そしてデビューのフロートが先発した。

柏はこの試合に相手に合わせるような布陣でスタートしたが、持ち前の前から激しさをもって入った広島が攻守に安定した立ち上がりに。枠に飛ばせなかったものの、この試合の注目どころとなるボランチで先発した東が16分に左サイドからのクロスがこぼれたところに左足ボレーで合わせていくなど、押し込む入りとなる。

立ち上がりを割り切って5バック気味で守り、徐々にロングボールも駆使しながら、押し上げる時間を作り出した柏だが、流れのなかで崩しの一手を探る流れが続き、再び広島の展開に。だが、満田が相手GKを強襲するミドルを放てば、川村やナッシム・ベン・カリファもゴールに迫っていった広島もゴールネットを揺らせない。

優勢ながら崩せずで折り返した広島は後半も勢いよく入り、売りのトランジションも際立たせながら押し込むが、柏も最後のところをやらせず。柏は自陣深くで守備の時間が続くが、巨漢FWのフロートにボールを預けての陣地回復を試みながら、細谷の裏抜けも生かそうとシンプルに相手の背後を狙った攻撃でひと刺しを目指す。

こう着状態を破ろうと互いのベンチワークも活発化するなか、広島は74分にナッシム・ベン・カリファのヒールパスを受けた満田が左足でゴール左を狙っていったが、GK守田が阻止。すると、両軍ともに勝ち点1で終わるわけにはいかないと先制点を巡り、それぞれ攻撃的なカードを切っていき、より熱を帯びる展開となる。

その効果もあって、柏も攻めに鋭さが増すが、広島が均衡を破る。81分、ボールを持ち上がった満田からパスを受けた塩谷がキックフェイントも駆使して1人、2人と抜いていき、バイタルエリア右から左足を一閃。ゴール前の相手選手にヒットするが、うまくゴール右に吸い込まれていき、広島が終盤に先制点をもぎ取る。

崩れてしまった柏は反撃に転じるが、青山を送り込み、締めにかかった広島が塩谷の今季2点目によるリードを守り、ルヴァンカップを含めて3連勝を達成。順位を9位に上げた。一方の柏はこれでいまだリーグ戦白星なしの3連敗。昨季から含め、15試合勝ちなしにもなり、順位も17位のままと苦しい戦いが続いている。

サンフレッチェ広島 1-0 柏レイソル

【広島】

塩谷司(後37)

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