
北陸地方を地盤とする北國銀行を傘下にもつ持ち株会社が、子会社を通じて岩手銀行の発行済み株式総数の4%を取得したことが26日分かりました。これにより、第2位の大株主となっています。
岩手銀行の発行済み株式総数の4%を取得したのは、石川県、富山県、福井県の北陸3県を地盤とする地方銀行・北國銀行を傘下に置く持ち株会社、「北國フィナンシャルホールディングス」の投資子会社、「QRインベストメント」です。
今回の株式の取得目的についてQRインベストメントは、株価の上昇による収益増加を図る純投資で、地方銀行の再編や資本提携が理由ではないと強調しています。
他の地方銀行の関連会社が第2位の株主となったことについて岩手銀行は、「株式保有の連絡を頂いている。一株主として他の株主と同様、誠意ある対応をしていく」とコメントしています。