主婦の力でコロナ禍を乗り切る 松山市のケーキ店『ラポール』の働き方がステキ

主婦の力でコロナ禍を乗り切る 松山市のケーキ店『ラポール』の働き方がステキ

  • しらべぇ
  • 更新日:2021/04/08

新型コロナウイルスの影響により、飲食店や観光業が打撃を受ける一方、テイクアウトの店や食料品店は売り上げを伸ばしている店も多い。

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■愛媛県松山市のパティスリー『ラポール』

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そんな店のひとつに、愛媛県松山市のパティスリー『ラポール』がある。コロナ禍での需要増で売り上げは一時的に上がり、通常働いている従業員では人手が足りなくなりそうなところを、難なく乗り切ったという。

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いったいなぜ乗り切れたのかというと、平日昼間にメインで働いている主婦の力が大きかったのだという。実際に従業員の主婦に話を聞くと、以下の要素が考えられるそうだ。

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■従業員の主婦が感じたコロナ禍を乗り切れた理由

・従業員の要望や意見を迅速に社長が吸い上げ、現場ですぐに動くことができる

・パートの主婦でも勉強会を設定してくれるため、深く関わりつつ仕事の熟練度を上げることができる

・主婦同士でシフトの融通をきかせることができ、自由度がとても高い

・ラポールは県内に数店舗あるのだが、他店舗と関わる研修でいつも関わることのない従業員からノウハウを学ぶことができる

・社長がただ理念などを言葉で伝えるだけでなく、具体的な事例を伝えるなどして従業員が楽しめる店づくりができている

■多様な働き方ができるパティスリーを目指す

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…などなど、打ち合わせをしていた従業員から次々と出てくる「ラポールのいいところ」に驚かされた。ここまで自分の働いている職場を褒めまくる会社、東京でもあまり無いかもしれない。

ラポールの橘 憲一郎社長いわく「お菓子業界は仕事も厳しく、3年働いたら新卒の90%が辞める現状があるのだが、技術を教えてもらう下働きの慣習がある。一概にすべてがそうだとは言えないが、弊社はそうではない多様な働き方ができるパティスリーを目指している」とのこと。

■まつやま働き方改革推進会議

また、じつはこういった「従業員の多様な働き方」を重要視する企業が松山市にはラポール以外にもある。松山市がサイボウズ(株)らと地元企業がプロジェクト『まつやま働き方改革推進会議』を立ち上げ、働き方改革のモデル企業づくりを進めているのだという。

モデル企業にはラポール以外にもクリーニング店やNPO法人など、さまざまな業態の企業が所属している。地方にこういった働きやすく、元気な企業が増えることで、地域活性化だけでなく、ほかの地方から松山市で働きたくなる人が増えるのかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男

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