
山陰中央テレビ
豪雨など災害発生直後の被害を上空から安全に把握できるドローンこの操縦ができる職員を増やすため、島根県が、23日、初めて研修会を開きました。
岡部楓子アナ:
「こちらには様々な種類のドローンが用意されています。それぞれ用途によって使い分けられるということです」
近年、災害時に活用が進むドローン。しかし、島根県の土木系の出先機関には、これまで県央、浜田の2か所にしかありませんでした。相次ぐ豪雨災害などを受け、島根県は今年度中にドローンを7つの出先機関すべてに配備する計画です。
島根県土木部技術管理課・田中智朗さん:
「ドローン操縦できる職員は限られていた。江の川の水害など冠水があった場合や土砂崩れなどで道路が寸断された場所などは、どうしても人や車などでたどりつけない場所、または危険が伴う場所がある。ドローンを活かせるようにしていきたい」
初めて開かれた研修には、各出先機関から21人が参加、今後は普段の施設点検などをドローンで積極的に行い、災害時の活用に備えるとしています。