
高速・大容量の次世代の情報通信基盤「IOWN」を活用して、離れた場所にいる人同士がeスポーツやダンスなどを楽しむ初めてのイベントが開かれた。
IOWNは、次世代の通信規格、6Gの土台となるもので、NTTの光技術を使っている。通信による遅れが通常の回線の200分の1と殆ど感じられないのが特徴で、16日からサービスが始まった。
会場では、それぞれ離れた場所にいるプロゲーマーら3人が連携してeスポーツのシューティングゲームを行った。
「本当に遅延を全く感じない、これが遠隔操作といわれても知らない人が触っても全く分からないレベルで、遅延なく快適にプレーすることができた」(プロゲーマー・すでたきさん)
また、ダンスや音楽では指導者が生徒と離れた場所にいても同じ場所にいるかのようにレッスンできる。
NTTは、IOWNについて世界各国の企業などと連携し、2030年ごろの世界標準化を目指している。(ANNニュース)