1件の被害額が増大 福島県内での「なりすまし詐欺」に要注意

1件の被害額が増大 福島県内での「なりすまし詐欺」に要注意

  • 福島中央テレビ - 福島県内ニュース
  • 更新日:2022/11/25
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孫や息子、さらには警察官などを名乗り金をだまし取る「なりすまし詐欺」の被害が増えています。最近では、新型コロナウイルスに関連した新たな手口も確認されていますので、大切な財産を守るため注意してください。

■女性警察官を名乗る詐欺の電話音声

「恐れ入ります。わたくし東大和警察署生活安全課のナカムラと申します。」

警察官を名乗る女性からの電話は、とても丁寧な話し方です。

■女性警察官を名乗る詐欺の電話音声

「振り込め詐欺を行っていた詐欺グループ18人を東大和警察のほうで逮捕しまして、押収した名簿の中に〇〇さんのお名前と電話番号、ご住所が入っていたので…」

こんな電話が来たら、「えっ」と、驚き、警察からの電話ということもあって、信じてしまうかもしれません。

このあと「警察官が確認に伺うので、キャッシュカードを渡してほしい」との話の流れに。実はこれは、実際にあったなりすまし詐欺の電話の会話記録です。

孫や息子、そして警察官といった身近にいて、信用しやすい人を名乗るため、福島県内では、2022年の10月末時点の被害額は、なんと2億1278万円。前年の同じ時期と比べて7231万円も増えています。

福島県警・生活安全部生活安全企画課の小泉剛さんは「1件当たりの被害額が大きい傾向にあり、件数の伸び率は約8%なのに対して、金額では約50%伸びていて、1件当たりの被害額が増加しています」と警鐘を鳴らします。

なりすまし詐欺の中でも、息子などの親族や警察官などを騙るオレオレ詐欺が1億412万円と最も多く、次いで「未払い料金がある」などとウソをつき、金をだまし取る架空請求詐欺が4818万円です。

被害者のほとんどが65歳以上の高齢者で、全体件数の9割近くを占めます。

さらに最近は、こんな新たな手口も増えています。

■新型コロナ還付金詐欺の音声

「もしもし、こちら渋谷市役所になります。こちらのほうから新型コロナウイルスの臨時医療給付金とかかれた緑色の封筒を送らせていただいているのですが、提出の確認が取れていなくてご連絡したのですが…」

新型コロナウイルスの感染拡大に乗じて、「医療費が戻る」などとウソをつき金を振り込ませる還付金詐欺です。

詐欺の手口も日々巧妙になっていて、警察では一層の注意を呼び掛けています。

福島県警・生活安全部生活安全企画課 小泉剛さん

「電話に出てしまっても、還付金がある、これから警察官が行く、暗証番号、キャッシュカード、口座番号などの単語が出たらすぐに電話を切って、最寄りの警察署に相談してください」と呼び掛けています。

福島中央テレビ

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