
男子団体組手の選手たち
相洋高等学校空手道部が3月23日(木)から25日(土)に福岡県で行われる「2022年度JOCジュニアオリンピックカップ第42回全国高等学校空手道選抜大会」男子団体組手に出場する。これまで、女子団体、男女個人での全国出場はあったが、男子団体としては活動10年目で今回が初となる。
男子団体組手(5人制)は先に3勝したチームが勝者となる。同校は県予選で準優勝し、南関東選抜大会に駒を進めた。選抜大会では、勝てば全国が決まる中で迎えた1回戦、激戦を制し3勝2敗で勝利。準決勝では敗れたものの、3位で初の全国出場を決めた。
主将の佐竹隼さん(2年)は「南関東大会ではチームとして大事にしてきた強い気持ちを出すことができた。全国大会ではベスト8に入りたい」と意気込んだ。顧問の伊藤善彦教諭(41)は「これまでも勝てるチャンスがあったのでやっとという思い。今年は自立した生徒が多く、やることを理解している」と話した。
さかのぼること10年、1人の高校生が当時陸上部の顧問をしていた伊藤教諭に「空手をやりたい」と声をかけたことから始まった同部活動。同好会2年、クラブ活動8年を経て、男子団体初の全国大会に挑む。
出場選手は次の通り(敬称略)。▽2年/荻島白虎、田中柘、佐竹隼、山田聖人、高橋郁登、小原隼人、▽1年/丸山和闘、越地悠人
タウンニュース小田原・箱根・湯河原・真鶴版