
女子団体総合で5位に入った日本メンバー(右から山田、楠元、山本、渡部)=ドイツ・シュツットガルト
体操の国際大会「DTBチームカップ」は3月18日、ドイツのシュツットガルトで行われ、女子団体総合は、福井県立鯖江高校の山本七海、楠元妃真(いずれも鯖江スクール)がメンバーの日本が5位に入った。
初の海外試合となった県勢2人のほか、昨秋の世界選手権代表の山田千遥(ミズトリスポーツク)渡部葉月(中京ク)が出場。メンバー入りしていた宮田笙子(鯖江スクール)はけがの影響で辞退した。
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10チーム(9カ国)が出場し、各種目の上位3人の合計得点で競った。日本は合計152・850点だった。
山本は全4種目で安定した演技を披露。跳馬の13・350点(6位)、平均台の13・100点(同)など3種目で日本選手トップの得点をマークした。楠元も全種目に出場し、平均台では12・700点(11位)を出した。
米国が162・300点で優勝。ベルギーが2位、フランスが3位だった。
男子種目別決勝は鉄棒で橋本大輝(順大)が14・500点をマークして優勝。床運動は土井陵輔(日体大)が制し、あん馬では谷川翔(セントラルスポーツ)が2位に入った。17日の男子団体総合では日本は米国に次ぐ2位だった。