この天候で募る不安「真冬の大停電」小学校に登場した3台の自動車が大変身

この天候で募る不安「真冬の大停電」小学校に登場した3台の自動車が大変身

  • STVニュース北海道
  • 更新日:2022/01/14
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この天候で募る不安「真冬の大停電」小学校に登場した3台の自動車が大変身

真冬の真っただ中で、大停電が発生したら。

ここ数日の天候で、そんな心配も募ります。

災害で停電が起きたとき、課題となるのは「避難所の電源確保」。

そんなときに電動自動車を迅速に派遣するための実験が、札幌で実施されました。

(宮崎記者)「いま1台の乗用車が小学校に到着しました。これから駐車場に向かいます」

小学校に到着したのは3台のハイブリッド自動車。

(担当者)「準備できたので給電お願いします!」

ケーブルを車内のコンセントにつなげば、スマホの充電が開始。

自動車がバッテリーに変身しました。

北海道内で初めて実施された電動自動車の派遣実証です。

大荒れの天気が続く北海道。

この大雪の影響で12日には北海道で一時、最大約6200戸が停電しました。

真冬に停電が長引けば住民生活はおろか、命にも大きな影響を及ぼします。

14日の派遣実証には国や札幌市、自動車メーカーなどが参加。

(避難所の担当者)「地震に伴って停電が発生していまして、電源供給できる給電車を3台お願いできますでしょうか」

まず避難所から区役所に防災無線で電動自動車の派遣を要請。

区役所は自動車販売店に専用アプリで電気自動車を配車します。

(宮崎記者)「地図画面上に車が表示されています」

車の移動状況はアプリ画面を通してリアルタイムで確認できます。

(札幌市環境局 丸山夏樹さん)「このアプリを活用して電話回線の混雑の中でも円滑に配車できる形をとっていきたい」

電動自動車が到着したのは、避難所の要請から約30分後。

コンセントを車に差し込めば、すぐに電源を確保することができました。

車1台で賄える電力は一般家庭の4日分。

札幌市では現在、200台の電動自動車を配備しているということです。

(地域住民)「携帯電話の充電は命にもつながること。ぜひもっと台数を増やして、各避難所に届けられたら素晴らしい」

(札幌市環境局 丸山夏樹さん)「市民のために、災害が起こったときに速やかに対応できるような体制を整えていきたい」

国などは今後派遣実証の課題を洗い出し、ほかの自治体にも共有する方針です。

1/14(金)「どさんこワイド179」

1/14(金)19:23更新

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STV札幌テレビ「どさんこワイド179」

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