G7外相会合開幕 対露圧力強化で一致 林氏、核軍縮維持呼びかけ

G7外相会合開幕 対露圧力強化で一致 林氏、核軍縮維持呼びかけ

  • 毎日新聞
  • 更新日:2022/05/13
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主要7カ国(G7)の外相ら=ドイツ北部のバイセンハウスで2022年5月12日、ロイター

主要7カ国(G7)外相会合が12日夜(日本時間13日未明)、ドイツ北部のリゾート地バイセンハウスで3日間の日程で開幕した。G7首脳は今月8日にロシア産原油の禁輸または輸入のフェーズアウト(段階的廃止)に一致して取り組むと表明しており、初日はロシアに対して追加制裁を含む経済的・政治的な圧力を強めていく方針で一致した。日本からは林芳正外相が出席している。

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G7外相は12日夜のワーキングディナーで約2時間にわたり、ウクライナ情勢を中心に意見を交換した。林外相は、核兵器の使用をちらつかせるロシアを念頭に「核の使用はもちろん、核による威嚇も決して認めることはできない」と述べ、国際的な核軍縮・不拡散体制の維持・強化に向けG7での連携を呼びかけた。

議長国ドイツのベーアボック外相は12日、記者団への声明で、ウクライナ南部オデッサなどの港で穀物約2500万トンの輸出が途絶えている現状を指摘し、解決策を協議する考えを示した。輸出が停滞し続ければ、アフリカや中東で食糧危機が深刻化する恐れがある。

会合では、エネルギー安全保障やインド太平洋地域の情勢、気候変動対策、中国への対応も協議する。

13日にはウクライナのクレバ外相や、隣国モルドバのポペスク外相もゲストとして参加する。米国はブリンケン国務長官が4日に新型コロナウイルスの陽性結果が出たため欠席し、代わりにヌーランド国務次官が出席した。

G7外相は2月以降、ウクライナ情勢に特化したオンラインを含む緊急会合を6回開催したが、今回が今年初の通常会合となる。【ベルリン念佛明奈】

毎日新聞

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