
オンライン取材に応じる吉田監督 ©VISSEL KOBE
J1首位に立つ神戸の吉田孝行監督は26日、退団を発表した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)を神戸最終戦の7・1札幌戦(ノエスタ)まで“切り札”として起用する方針を示した。「7月1日までゲームはある。残りの期間も戦力になってもらいたい」と最後まで一流の技に期待。この日は神戸市内でFC東京戦(27日、ノエスタ)に向けた練習後、オンライン取材に応じた。
退団会見から一夜明け、“イニエスタロス”の衝撃は大きい。吉田監督は「彼がいると、いろんな選択肢が出せるし必要な選手だけど、自分たちでやっていく」と前を向いた。
副主将のMF山口蛍は「できれば最後まで一緒にやりたかった。キャプテンとしてプロフェッショナルだった」と、残念がった。