
テレビ静岡
大井川の護岸工事の影響で周辺の井戸の水が出にくくなった問題で、工事を発注した国土交通省・静岡河川事務所は、9月19日も井戸の所有者から聞き取り調査をおこないました。
静岡河川事務所は2020年から2022年にかけて、島田市神座地区の大井川で浸食などを防ぐため護岸工事を行いましたが、周辺の井戸で水量が戻らなかったり枯れたりする状態が続いています。
農園カフェを営む渡瀬豊さんの井戸は、工事が始まってから二度にわたり水が出なくなりイチゴの苗が枯れる被害を受けました。
調査を進めている静岡河川事務所は9月19日も この農園でも聞き取り調査を行いました。
ありすふぁーむ・渡瀬豊さん:
ちゃんと対応さえしてくれたらなんでもいいんですよ。今回も10月から工事が始まって、また同じような対応されたら怒り心頭ですよね。工事をするにあたって、しっかりとした住民への説明、何か起こった時にしっかりと対応してくれる体制というのを望みます
静岡河川事務所は井戸の調査を終えたあと、住民の理解を得て再び護岸工事を行う方針です。