【球界ここだけの話(2154)】現役引退のオリックス・山崎勝が後輩に送ったメッセージ

【球界ここだけの話(2154)】現役引退のオリックス・山崎勝が後輩に送ったメッセージ

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  • 更新日:2020/11/22

オリックス・山崎勝己捕手(38)が、今季限りで現役生活に別れを告げた。プロ20年目での決断。プロ入りした際には、まさかここまで現役を続けられるとは思っていなかっただろう。

「プロ野球に入ったときに、数多くの諸先輩方とプレーさせていただいて、こんな世界でやっていけないなという気持ちをもった。本当に練習、試合、一生懸命やってきた。その準備をしなくてよくなったという気持ちで、スッキリしたというか、もうやらなくていいんだ、という気持ちですね」

2001年に報徳学園高からD4位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。当時は「入ったとき、城島さん、井口さん、小久保さん、松中さんとすごい選手ばっかりだったので、こんな世界でやっていけないという思いしかなかった」と振り返る。

それでも懸命に汗を流し、徐々に試合に出場する機会が増えた。2006年5月9日の広島戦では、ファウルチップが顔面を直撃。その衝撃で前歯が折れた。それでも、止血を施した後に試合出場を続け、決勝打。引退会見でもそのことを触れられ「そればかり言われるので、それしか残せなかったという申し訳ない気持ち。もっと他にいいプレーの話ないのかなぁ」と苦笑いした。

「勝って当然というか、勝たないといけないチームでやれた。大変だったんですけど、今思えば、これがプロ野球だなという環境でやらせてもらった」。常勝軍団で戦ってきた山崎勝は14年に国内FAでオリックスに移籍。長年、リーグ優勝から遠ざかっているチームを勝利に導こうと奮闘したが、及ばなかった。

「勝てなかったのは本当に申し訳ない。みんないい仲間なんですけど、本当に勝ちたいという思う7年間でした。(後悔は)オリックスを優勝させられなかったこと」と悔いを口にしつつ、後輩たちに「勝てば勝つほど、いい生活を送れる。野球選手の価値が上がる。なんとか勝てるようにがんばってください。僕の力及ばず、すみませんでした」とメッセージを送った。

中嶋新監督の下、25年ぶりの頂点を目指す来季。山崎勝はコーチに転身して「いい仲間たち」とともに戦っていく。(西垣戸理大)

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引退会見で涙した山崎

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