ハーランド「ドルトムントから重圧」、首脳陣はこれに反論

ハーランド「ドルトムントから重圧」、首脳陣はこれに反論

  • kicker 日本語版
  • 更新日:2022/01/16
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ここ数週間はボルシア・ドルトムントにおいて、話題の中心はエルリング・ハーランドの去就問題となっているが、果たしてこの夏以降もドルトムントでプレーすることになるのか?それとも新天地へと飛び立つことになるのか?これまで沈黙を保ちつづけてきた同選手だが、金曜日のフライブルク戦後に母国ノルウェーのストリーミングチャンネル「Viaplay Fotball」にて、元ブンデスリーガーのヤン・アーゲ・フィヨルトフトに対し現状を語った。

「クラブからは決断を迫られるようになってきている」と述べ、「でも僕は本当に、ただサッカーがしたいだけなんだ」と強調。「この半年間は、ドルトムントへのリスペクトから沈黙し続けてきた」と明かしており、「クラブが望んでいること」として間も無く決断が下されることになりそうだ。たしかに2024年までの契約を結んでいるハーランドではあるものの、今夏に移籍可能となる例外条項も付随しており、ドルトムントの首脳陣はここのところ繰り返し、近々ハーランドと腰を落ち着けて話し合いの場を設けたい考えを示している。

ただ「サッカーに集中したい」ハーランドとしては、できることならば決断は先延ばしにしたいようで、「今は試合数が多くて、大変な時期だから。本当はサッカーだけしていきたいんだけど、でもそれができないんだよ」と説明。これに対して有資格部門セバスチャン・ケール担当は、TV番組「ドッペルパス」に出演した際に、「我々は最後通告もしていないければ、期限なども設けていない」と反論した。

「今後、数週間で解決するように、彼にプレッシャーをかけているわけではない」としており、今回の発言については「少し驚きを感じた」とのこと。そして「数日のうちに、いま何を考えているのか、5−1での勝利後になぜこのトピックを取り上げ、重圧をかけられていると話すことを思いついたのか、話をするよ」と述べており、ツォルクSDもkickerに対して、「そうしなくてはいけないことは明確だよ」と述べている。確かに飽くなき向上心で知られるノルウェー代表とはいえ、なぜこの発言を行ったかは確かに疑問だ。

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試合終盤でのいざこざの苛立ちから勢いあまったか、移籍に向けた駆け引きなのか?確かなことは彼の代理人、ライオラ氏はクライアントの利益のために手段を選ばないということで、これでドルトムントからの重圧がなければ残留もありえたと口にもできる。確かにヴァツケCEOも、地元紙ルール・ナハリヒテンに対して「彼はでも我々の状況も理解しなくてはいけないよ。5月まで待つことはできないんだ」と語っているように、ドルトムントにとって5月まで待てない事情がある。

ただそれはハーランドの契約に付随している例外条項の行使の判断によるものであり、「我々にとっても、将来の計画に向けて確実性が必要なんだ。チーム作りのためにはある時点までに、残留の意思を確認できなけれは」ということ。そしてその例外条項の存在により主導権は、あくまでハーランド側に存在するため駆け引きの必要などない。ただ確定された移籍金額を払う適した移籍先さえ見出せれば、ドルトムントにはもはや為す術もないのだ。

ただ言えることはこの発言によってますます、ハーランドの今夏での移籍の可能性が高まったということだろう。仮に昨年4月にライオラ氏とハーランドの父がスペインへと渡って、レアルやバルセロナといったクラブの名前とともにに注意を集める行動をとってきたり、そしてハーランド自身が今回のような発言を行い、それでもなおケール氏がハーランド残留も「我々の希望するところ」ではあると、強調していたとしても。

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