ウクライナの民間人死者数、1万人を突破=国連人権事務局

  • ロイター
  • 更新日:2023/11/22

[ジュネーブ 21日 ロイター] - 国連人権事務局は21日、ロシアが2022年2月にウクライナに侵攻して以来、ウクライナでは1万人以上の市民が殺害されているほか、最近の死者の約半数は前線のはるか後方で発生していると発表した。

確認作業が進行中であるため、実際の死者数は公式集計よりも「かなり多い」ことが見込まれるという。今回の発表には住民から多数の民間人犠牲者が報告されたマリウポリ制圧を巡る戦闘など侵攻から数カ月間の出来事も含まれる。

国連によると、死者の大半は、砲弾、ミサイル、クラスター爆弾など広範囲に影響を及ぼす爆発性兵器によるものという。

また、過去3カ月の死者の半数近くは前線のはるか後方で発生しており、ロシア軍による長距離ミサイルの使用などが要因とした。

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