
取材会に参加した(左から)忍成修吾、勝地涼、玉置玲央、田中要次
俳優の勝地涼、玉置玲央、忍成修吾、田中要次が21日、NHK大阪放送局で行われた「激突!合戦将棋~姉川の戦い~」(12月15日・後10時45分=NHK総合・関西ローカル、同31日・後1時27分=Eテレ・全国)の収録後に取材会に参加した。
同番組は、合戦の攻防を「将棋対局」のスタイルで紹介する異色のドラマ。今回は1570年、北近江で繰り広げられた「姉川の戦い」義兄弟であった織田信長と浅井長政が因縁の戦いを、毛利家の外交僧・安国寺恵瓊が解説するというもの。
大津放送局(滋賀県)がシリーズ化・全国展開を視野に入れて立ち上げる地域発開発番組。今年4月に滋賀県内で放送された第1弾「賤ケ岳の戦い」は6月に関西地方、8月に全国で放送され大きな反響を呼んだという。
織田信長を演じる勝地は「僕は大河ドラマに出させていただいても、戦国時代をやったことがなかった」。さらに「顔的に玲央くんの方が信長顔だしなとか思ったんですけど、こういう機会はないので『ありがたいな』と思って、信長を楽しんでやらせていただいております」と語り、さらに「これを機に大河で信長をやります!」とブチあげた。
浅井長政を演じた玉置は「勝地さんも言っていたとおり、僕、信長顔だなって自分でも思っていて。前に大河で信長の息子の織田信孝をやったこともあって、いつか信長をやる日が来ると思ってた」と吐露すると、勝地に「ごめんね」と謝られていた。
徳川家康役の忍成は「ぼくも大河ドラマでは西軍が多かったんですけど、まさか大将をいきなりやるとは」と驚きを隠せない様子で、ドラマについて「今回の合戦将棋って、すごい面白い発想だなって思っていて、こうやって将棋に例えると細かい知略が分かりやすくしれて、やりながら面白いなって思ってました」と感想を述べた。
朝倉景健を好演した田中は、自身の見た目について「おじいちゃんっぽいよね。自分だけずいぶん戦ってきたような感じが、髪の毛乱れてるしね」と共演者を笑わせた。続けて「世の中の争いごとも将棋で全部、話をつければいいんじゃないか」と提案した。
東スポWEB