
21日放送『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)で有吉弘行が「セクハラに厳しい風潮」に言及。メディア内で雑誌だけがセクハラに寛容な現状を分析した。
◼セクハラに厳しい時代
有吉は「テレビとかいろいろあるけど、『それセクハラじゃない?』『それヒドイでしょ』とか(発言が)チラッと零れたりする」と言及。出演者側の意識に「まだまだのところがある」ため、セクハラと気づかずに発言してしまうと解説する。
テレビやラジオでは、そういった発言や態度を「極力なくしていこうっていうみんなの意志がある。たぶん意志はひとつだと思うんだよね」と主張。そのなかで「最終的に残ってるのはやっぱり雑誌だね」と雑誌だけはセクハラを排除する意識が低いと語っていく。
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◼最後の砦は雑誌
雑誌の下卑た見出しを例に出しながら、「最終的に残った、雑誌がセクハラの最後の砦だね」と熱弁する有吉。
「雑誌は叩く立場、雑誌が雑誌を叩かないから。やっぱり最後まで残るんだね」とほかの雑誌から叩かれないがゆえに、世間のセクハラに厳しい風潮からも逃れられていると笑った。
◼双葉社にチクリ
有吉は、自身直筆の金言を365日分綴った日めくりカレンダー『有吉弘行365日くらやみカレンダー』(双葉社)を19日に発売。しかし予約開始日に想像以上に注文が殺到し品切れが続出、出版した株式会社双葉社への不満を爆発させてきた。
前述の「セクハラ最後の砦は雑誌」との話題から、「『あのアイドルの縦筋にドキッ』みたいなの言ってんのはマジで双葉社ぐらいでしょ」とここでもチクリ。
アシスタントのデンジャラス・安田和博から「双葉社に繋げんなよ、『EX大衆』にありそうだけど」とツッコまれた有吉は爆笑しながら、「最終的にそうなったね。ラストランナー、支持者も多いんだろうね」と締めくくった。
◼リスナーも共感
セクハラがなぜか許されている雑誌に関して持論を展開した有吉。
リスナーからも「実際女性誌とかアイドル誌含めてセクハラの砦だな」「雑誌はセクハラ三昧だよなぁ」「なるほど」「雑誌は雑誌を攻撃しないから 雑誌のセクハラだけは糾弾されない、確かに」と共感する声が殺到している。
ハラスメントに厳しい昨今、雑誌はその風潮からいつまで逃れ続けられるのだろうか。読者層も気になっているはずだ。
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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)