発売から10年が経った「nasne」は、発売当初のモデルはすでにHDDが劣化していてもおかしくありません。nasne本体が危なそうなら、新しいnasneに引っ越すのが正攻法です。バッファロー版のnasne(以下、新nasne)には「お引越しダビング」という機能が搭載されています。新nasneのお引越しダビングの作業手順を見ていきましょう。

nasneお引越しダビングのコピー回数
新nasneの「お引越しダビング」は、ソニー版nasne(以下、旧nasne)から新nasne、もしくは新nasneから新nasneへと録画した番組を丸ごとダビングできるという機能です。
あくまでも新nasneに移行するための機能なので、旧nasne間の移行はできませんが、これを使えば旧nasneの番組をそのまま新nasneに引き継げるわけです。
ちなみに、お引越ダビングはコピー回数を1消費するので、残り1だった番組はムーブとなり、旧nasneからは消えることになります。お引越しダビングの作業手順を見ていきましょう。
nasneお引越しダビングにかかる時間
nasneのお引越しダビングは、まずテレビアプリのtorneを起動して、SETTINGの項目から「nasne設定」を選択。接続されているnasneが出てくるので、ダビング先となる新nasneを選択します。
次にnasne HOMEを起動して「レコーダー設定」の中にある「お引越しダビング」の開始ボタンをプッシュ。ダビング元のnasneを選ぶと、ダビングにかかる予想所要時間などが表示されるので、確認して「開始」ボタンを押すのです。
なお、nasneのお引越しダビングのデータ移行には相応の時間がかかります。総容量3TBの旧nasneの場合で13日と10時間! 引っ越し中は同時再生数が1になるなど制限がかかるので、余裕のある時にやっておきましょう。(文/pusai)