三宅広島市議の裁判 検察は罰金50万円など求刑 弁護側は「現金は陣中見舞い」無罪主張 大規模買収事件

三宅広島市議の裁判 検察は罰金50万円など求刑 弁護側は「現金は陣中見舞い」無罪主張 大規模買収事件

  • 広島ニュースTSS
  • 更新日:2023/09/19
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TSSテレビ新広島

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河井夫妻の大規模買収事件をめぐる広島市議会の三宅正明議員の裁判で、検察は罰金50万円、追徴金50万円を求刑しました。

三宅正明市議は2019年の参院選で、河井克行元法務大臣から妻の案里元議員を当選させる報酬と知りながら、現金50万円を受け取った公職選挙法違反の罪に問われています。

19日の論告求刑で検察は三宅市議が「克行氏から案里氏のポスターを自らの支援者に貼ってもらうよう依頼受けていた」と主張。「買収の趣旨を認識していた」として、罰金50万円、追徴金50万円を求刑しました。

また、公民権について短縮すべきではないとして、5年間の停止を求めました。

これに対し弁護側は、受け取った現金は「陣中見舞いや党勢拡大の経費として渡されたもの」だと無罪を訴えました。

最後に三宅市議は、買収を否定したうえで「政治不信を与えてしまったことを心からお詫びする」と述べました。

判決は来月31日に言い渡されます。

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