震度6強から半年...自宅の解体決断する人も 地震の被災地はいまだ復興途中・福島

  • 福島中央テレビ - 福島県内ニュース
  • 更新日:2022/09/23
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ことし3月に福島県内を襲った最大震度6強の地震から半年が経った。

被災地は今も復旧の途上だ。

特に揺れが強かった相馬市では、爪痕が色濃く残されている。

彼岸の中日、雨の中相馬市尾浜地区の摂取院でも墓参りをする人の姿がみられた。

ただ、こちらの墓地は…。

先月のお盆に取材した記者は「その時よりも状況は改善しているということですが、それでもまだ倒れている墓が見られる」という。

ことし3月に最大震度6強の揺れに見舞われた福島県。

こちらの墓地は500基あまりの墓のうち、地震によって半数以上が倒れたり、傾いたりする被害にあった。

■墓の被害に遭った市民

「上の竿石みんな落ちちゃった。この辺みんなだから…。」

「震災の津波と、ことし3月にやられて。2回被害にあった」

墓が被害にあい、骨は寺に預けているが、地震から半年ようやく、工事の見通しが立ったそうだ。

被害を受けた市民は「彼岸が終われば、竿石を運んで小ぶりにしてもらいます。修理に結構かかりますね。」

今も爪痕が残る被災地。

■溝井記者リポート

「地震から半年が過ぎたが屋根にブルーシートがかかっている住宅がまだ何件かみられ、復旧が完全には済んでいないことを感じさせる」

5240棟の住宅が倒壊などの被害にあった相馬市では、今も、ボランティアのサポートが続いている。

地震の直後から、被災した人の要望を拾い続けてきた「たすけっと相馬」だ。

地震から1か月後の4月、ゴジてれChu!はその支援に密着していた。

■たすけっと相馬の高橋あゆみさん

「瓦業者が何百件待ちなので、まずは梅雨や台風の時季も防げるような応急処置をやって欲しいという要望が多い」

あれから半年。被災した人のニーズが変わってきているという。

■高橋さん

「きょうはこれまで出した木材を捨てに行く作業。解体するかどうかだごく悩んで悩んで今のタイミングになったり、すごく深刻というか、ご依頼いただくことが多い」

時間の経過とともに、住めなくなった我が家の解体を決断する人が増えているのだ。

玄関の「避難している」の貼り紙。

今月23日は、80代の男性が暮らしていた一軒家で、解体作業が始まる前に、敷地にある木材を撤去した。

■家主・長男の佐藤拓史さん

「お年寄りは(被災)直後にすぐ動けない、時間を置いてからも継続してやっていただけるのがすごくありがたいです。」

半年間でサポートしてきたのは331件。

行政の支援がすべてに行き届くわけではないからこそ、活動を続ける意義がある。

■たすけっと相馬・高橋あゆみさん

「解体までに時間がかかって「どうしよう」と不安を抱えている方もいるので気持ち寄り添いながらサポートしていきたい」

福島中央テレビ

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