ツインズの前田健太投手(32)が21日(日本時間22日)、フロリダ州フォートマイヤーズでのバッテリー組キャンプ3日目を迎え、ブルペンで33球を投じた。
キャンプイン前日にブルペンで22球を投げたため、この日がキャンプ初ブルペン。「感触としては良かった。もう1回ブルペンで投げて、その次に打者に投げると思います」と順調な様子。今後に向けては「僕の場合、スライダーとチェンジアップが得意ですけど、それ以外のボールを向上できるように努力していきたい」と語った。
コロナ禍の影響で外食は厳禁だが「キャンプ地に入って1週間くらいですが、4回くらい鍋を食べました。基本的に鶏(の鍋)が多いですね。昨年よりストレスなくできています」と自炊生活を楽しむ余裕がある。また、クラブハウス内はソーシャルディスタンスが保たれるが「(ロッカーが)広く使えるのでいいです」と笑い、人数制限が敷かれた有観客開催のオープン戦登板に向け「お客さんがいる中での感覚を早く取り戻していきたい」と意気込みを語った。
昨季はア・リーグのサイ・ヤング賞投票2位に入る活躍だった。「このチームで一番だとは思っていない」と慢心はなく、「周りからの評価をもっと上げられるように、何とかチームの中心に立って優勝に貢献したい」と力を込めた。