カンニング竹山 小池都知事からの抗議文に「謝罪はしない」本当の理由

カンニング竹山 小池都知事からの抗議文に「謝罪はしない」本当の理由

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  • 更新日:2021/04/07
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カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)

お笑い芸人カンニング竹山さんの「アッコにおまかせ!」(TBS系)での発言に対して東京都が抗議文を送り付けたことが騒動になっている。渦中の竹山さんはなぜ謝罪をしないのか? このコラムだけに真相を全て明らかにする。

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今回言い間違えたことにより関係各所の皆様にご迷惑をおかけしており申し訳ありません。AbemaTV「カンニング竹山の土曜TheNIGHT」では時系列で起きたことを話しているんですけど、インターネットテレビで深夜の生放送のせいかあまり伝わっていないので、ここできちんと説明しないといけないと思っていました。そのまま放っておくのは僕も気持ち悪い。

そもそも2~3週間前から僕が出演している情報番組などで都のお金の使い方が話題にのぼることが多く、僕は評論家でも専門家でもないから黙っていればいいんですけど、話を振られるわけですよね。振られるから僕も答えなければいけなくて。

以前から小池都知事に関することは勉強したり、詳しい人から話を聞いたりして、自分なりに調べたりしていました。小池さんが都知事選に出馬した時に掲げた「7つの公約」とか何もやってねぇーなーとか、豊洲市場移転もそう。だから、都政全般に対して、情報番組内で振られたから答えるわけですよ。「みんなもう少し考えたほうがいいんじゃないか?」と以前から思っていたわけです。

そうした流れの中で、「カンニング竹山の土曜TheNIGHT」(3月28日0時放送)で小池さんの都政って、いったいどうなってんだ? という企画をやろうとなったわけです。小池さん側の都民ファーストの方をお呼びしようと動きましたが以前に別の企画で出演がNGだったりもして、今回は舛添要一さんが出演してくださることになり「そもそも都政とは何か」を話してもらおうとなった。舛添さん以外もいろいろな方々に声をかけた中で上田令子都議会議員が出演してくださることになり番組が放送されました。

抗議文の発端となった「4.7億円」の部分は、上田さんから「公文書を持っている。公文書とは都が公にしているデータです」と前置きした上で、そのデータからYouTubeに「4.7億も使っているんです」と話が出た。

僕は「なんだ、そんな大金! YouTubeでそんなにお金かかります?」ってなるわけですよね。ここで「YouTube1本で4.7億円」と話してしまいましたが「1本」というのは「1シーズン」という意味でした。半年間での広告費が4.7億円でYouTubeに出演した方たちはボランティアで参加した方もいる、お金をもらってYouTubeに出演している人もいる。そういうのも合わせての金額です。都からの文書にあった1800万円という数字もその公文書に出ていました。1本で4.7億円と言い間違えてしまったことは謝ります。しかし、他の広告も含め、半年で4.7億円もの莫大なお金を使っているということには正直ビックリした。

その翌日、正確には土曜深夜の生放送から数時間後、「アッコにおまかせ!」に行ったら僕が番組内で展開するパネルにひと言モノ申すコーナーができていて、東京都の変異株の調査の問題にひと言と依頼されました。「いやいやモノ申せないでしょ?」って話したら、「竹山さんのお考えを聞きたい」ってことだったので、「前日の深夜の番組で~」という前置きをしたうえで都のお金の使い方の話をしたわけです。そうしたら、言い間違えて「1本、4.7億」(正しくは1シーズン4.7億)と発言してしまい、CM中に正したほうがいいねとなった。CM明けに「ちょっといいですか、4.7億は広告費全体でした」と僕から訂正し、謝罪しました。また、もしよければ公文書があるから調べてみてくださいとも話した。

そうしたら、数日たって、TBSと僕の所属事務所のサンミュージックに都から訂正を求める文書が届いて、番組内での発言が誤解を招いていると。TBSとサンミュージックが話し合って、TBSは番組の終わりで謝罪することになりました。サンミュージック側にはホームページで謝罪をするか検討していたので、「僕がYouTubeで謝罪しようか?」と事務所には提案もしました。「余計な事を話すからそれはいい」と断られましたがね(笑)。いい間違えたことは謝罪するにしても、ウソの数字は言っていない。公文書として都が公表している数字のひとつを話しただけ。でも、いい間違えたこととテレビ局など関係者にご迷惑をかけてもということで謝罪の方向で話を進めていました。

「小池都知事が竹山に抗議文」といろいろなメディアで報じられ騒ぎが大きくなってしまい、結局、サンミュージックと都の話し合いが行われました。そこで都が言い出したのは「抗議でなく注意です」と。だから、「謝罪する必要はないです」となりました。謝罪しなくていいと都から言われたから、それ以上は僕は何も言わない。

都と話し合いも済んでいるのに、それでも謝罪するとなったら都の方にもご迷惑がかかるだろし、そもそも謝罪する必要もないことだし。何度も言いますが、いい間違えたのは謝りますよ。だから、サンミュージック側も僕も謝罪はしませんでした。というのが事実。TBSは局全体の考えもあるから、「アッコにおまかせ!」の番組内で謝罪しました。

東京都は「カンニング竹山の土曜TheNIGHT」も見たそうです。だけど、抗議したのは「アッコにおまかせ!」だったという。だから、「カンニング竹山の土曜TheNIGHT」で放送した半年で4.7億円使っているのは事実です。これは公文書があるわけです。

いつの間にか、この件に関していろいろ書かれ、「芸能人コメンテーターはいかがなものか」という記事が出たりしたが、一番大事な事はそこじゃないでしょ! 本当の問題は都のお金の使い方でしょ? 「カンニング竹山の土曜TheNIGHT」でも話したんだけど、そんな広告費に使うのであれば、緊急事態宣言以降困っている飲食店とかいっぱいあるわけでしょ? 少しでも困っている人たちにそうしたお金を回すことはできないのか? 広告費に使うのはおかしでしょ! そのお金、そんなに使う必要あったの!? 誰も困っている人がいないならいいんだけど。首くくろうとしている飲食店の人だっているのに、4.7億っておかしいだろ! 困っている人に回してやれよ!

竹山が悪いというのは受け止めますが、生放送のCM明けでは一回謝っています。これをきっかけに、都のお金の使い道、都民の税金の使い道を気にかけてくれたらと思います。国政と違って都政なんて、そんなに興味ないかもしれない。今回のことで、都のお金に気付いてくれる人がいたらいいと思っている。広告費を使うこと自体は何も悪いとは思わないが、何度も言うけど困っている人が今いるじゃん!

今週の土曜日にAbemaTV「カンニング竹山の土曜TheNIGHT」(4月11日0時)の生放送で、この一連の騒動の何がどうなのよっていうのを取り上げようと動いています。前回出演いただいた上田令子都議会議員、元央卸売市場次長で東京都環境公社前理事長の澤章さん、都民ファーストの会から尾島紘平都議会議員と岡本光樹都議会議員が出演する予定です。渦中の4.7億円という金額って他の地域に比べてどうなんだとか都のお金についてもきちんと議論しようと考えています。その番組で竹山が悪かったら、それはそれで指摘してくれたら謝ります。

■カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在は全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ。オンラインサロン「竹山報道局」は、4月1日から手作り配信局「TAKEFLIX」にリニューアル。ネットでCAMPFIRE を検索→CAMPFIREページ内でカンニング竹山を検索→カンニング竹山オンラインサロン限定番組竹山報道局から会員登録。カンニング竹山とCalmeraによるユニット・タケヤマカルメラが「ヘイ・ユウ・ブルース」のカバーを披露。「ヘイ・ユウ・ブルース ~許せ、友よ~」はこちらから→https://calmera.lnk.to/hyb

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