「看護師は女性」「消防士は男性」「ピンクは女性の好きな色」「A型の人は几帳面」などといった、「アンコンシャスバイアス」と呼ばれる無意識の思い込みを解消するための特別授業が、19日、徳島市の中学校で行われました。
八万中学校の3年生を対象に東京の専門家がオンラインで授業をおこない、生徒らに普段の生活の中で無意識に思い込んでいることはないか、問いかけました。
(生徒)
「本を読む人は文を構成したり、物事の理解が得意」
(生徒)
「生徒指導の先生はこわい」
アンコンシャスバイアスは、相手を傷つけたり個々の可能性を狭めたりすることに繋がるとして、生徒らはアンコンシャスバイアスに気づくことが何より大切であるということを学びました。
(生徒)
「アンコンシャスバイアスについて感じたことが、何個も思い当たることがあったので、あっこれもしかしたら友達はこういうの嫌がっとったんかなとか、そういうのを感じました」
(生徒)
「次からこれは自分の中では普通やけど、周りは違うかもしれないなということに気を付けて、生活していきたいです」
この特別授業は、徳島市内の富田小学校と富田中学校でも開かれる予定です。