新型コロナウイルスの影響で、無観客開催となった第99回全国高校サッカー選手権大会。
激戦が繰り広げられた中、山梨学院高校が11年ぶり2回目の優勝を飾った。
そんな中、元フジテレビアナウンサーで、現在はスポーツアンカーの田中大貴と林歳彦がパーソナリティーを務めるラジオ関西の番組「としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!」(提供:株式会社ユーポス、株式会社ジャパンクリエイトグループ、もとの樹)では、ゲストに元プロサッカー選手の小林久晃さんと那須大亮さんが出演。
現役時代の裏話や、引退後のセカンドキャリアについてなど、気になるトークが展開された。

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知らないからこそ、踏み込めた
現在、小林さんは自身のアパレルショップを経営する面からサッカーを支え、那須さんはYouTuberとしてサッカー界を盛り上げるという活躍をしている。
なぜアパレルに挑戦しようと思ったのか尋ねられた小林さん。
「元々サッカー以外のことにチャレンジしたいという思いが30過ぎてからあって。ただ、実際サッカーしかしてこなかったので何ができるのかと考えていたところ、アパレルは全国や世界色んな所で繋がれる可能性があると思ったんです。アパレル業界を知らないからこそ踏み込めたと思います」
と、挑戦を決めた背景や当時の思いについて述べられた。
小林さんのアパレルブランド「FIDES」は、ラテン語で「信頼」を意味すると言う。
「『信頼』という言葉を先に選んだのではなく、見た目のカッコよさや覚えやすさから決めました。いろんな世界でも、やはり最後は人と人との信頼関係だと思っているので」
と、ブランド名決定の背景や、今後の販売展開についても語られた。
番組では、那須さんがYouTube内で小林さんのアパレルブランドを着用していたことについて触れられ、盛り上がる一面があった。
本質を知り、認識が変化した
一方、YouTuberに転身した那須さん。
「結構長く現役生活をやらせてもらったので、プレーヤーで居る本質を知るきっかけがあったんですよ。入団当初はどうしてもベクトルが自分に向くんですけど、本質を知ったら、ピッチに立つ僕らはサポーターやスポンサー、裏方みんなの思いを背負った代表者という認識に変わったんです。そこから支えてもらっている、サッカーに関わる人たちに還元したいという思いになりました」
と、自身が18年の現役生活で培ったものをYouTubeで発信することに決めた思いを明かした。
「現役時代からYouTube活動をすることはサッカー界では異例だと思いますが、小林さんはどう思っていましたか」
と林が質問すると、
「那須らしいなと。普通の人が行かないところに行きそうな感じがあったので。でも、その先のビジョンがあってコツコツできる能力を元々持っていると思います。そのころのYouTubeは、今ほど完成度も高くなかったと言う感じがしましたが、今ではあれよあれよと言う感じですね」
と、長い付き合いがあるからこそ分かる、那須さんに対する印象や思いが語られた。
YouTubeの良さと今後の展開をどう読んでいるか聞かれた那須さん。
「YouTubeの良さは、やはり映像が残るという事で、どの世代でも手軽にいつでも見られるというところはあると思います。今後についてですが、現状としてインフルエンサーのスタートに立たせてもらったところなんです。インフルエンサーのトップ層に行きついているスポーツ選手が居ないので、戦略としてスポーツにエンタメを加えていかなくてはならなくては」
と、サッカーにうまくエンタメを取り込むことの難しさについても語り、
「どういうエンタメを入れていくかという所なんですけど、元々しゃべりが上手いわけでもないので僕の色を生かしたエンタメを、企画・コンテンツとして流せるような形にしたい」
と、自身のYouTube展開について期待を膨らませていた。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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