「富山の天神様」として知られる富山市の於保多神社で、「鷽替え」と呼ばれる神事が25日行われました。
宮司
「替えましょう!替えましょう!ウソを誠に替えましょう!、替えましょう!替えましょう…」
「鷽替え」は福岡県の太宰府天満宮が発祥で、於保多神社では江戸時代末期に始まったとされています。使うのは幸運を招く鳥として伝えられている「鷽」をかたどった土人形。鳥の「鷽」に虚言の「嘘」をかけて、災いを「嘘」だったことにして、幸運を願います。この神事は一時、途絶えていましたが5年前に復活し、コロナ禍での中断をはさみ、2022年に続いて行われました。
参拝者は購入した土人形をほかの人のものと交換し、1年の幸運を願っていました。