
飼料の高騰などで厳しい経営が続く道内の酪農や畜産の危機を訴える緊急集会が、札幌で開かれました。
18日の緊急集会には、道内の酪農や畜産の生産者や関係団体など、およそ800人が参加しました。
JA北海道中央会の小野寺俊幸(おのでら・としゆき)会長が「北海道からのろしを上げて、危機をなんとか乗り越えたい」と訴えたほか、生産者から苦しい経営状況が報告されました。
酪農家
「搾れば搾るほど、1頭10万円の赤字」
「とにかく1日も早く対策を打ってもらわないと」
来年度から加工用の乳価が1キロ当たり10円上がりますが、飼料価格はこの1年で2倍近くになったため、赤字経営に陥っている農家も多く、喫緊の対策が求められています。
3月19日(日)午前6時45分~「JNNニュース」で放送
HBC北海道放送