リニア工事のボーリング調査 山梨・長崎知事「流出は微量で影響はない」 静岡県の地下水流出の懸念に

リニア工事のボーリング調査 山梨・長崎知事「流出は微量で影響はない」 静岡県の地下水流出の懸念に

  • YBS山梨放送
  • 更新日:2023/05/26
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リニア建設工事のボーリング調査を巡り、県境付近での調査中止を求めている静岡県が懸念を示す地下水の流出について、26日、山梨県の長崎幸太郎知事は会見で「流出は微量で影響はない」との考えを示した。

リニア建設工事のボーリング調査を巡り、県境付近での調査中止を求めている静岡県が懸念を示す地下水の流出について、26日、山梨県の長崎幸太郎知事は会見で「流出は微量で影響はない」との考えを示した。

長崎知事はボーリング調査について「トンネル工事を安全に進められるのか、作業員の安全確保のための調査」との見解を示し、改めて必要性を強調。静岡県が懸念する地下水の流出については「実績では微量」とした。

一方、長崎知事は「静岡県が水資源に重大な関心を持っていることは重要な視点」とした上で「静岡県の懸念はリニア沿線全体で考えるべき話」などと指摘した。

そして、長崎知事は5月31日に予定される沿線自治体による期成同盟会で課題の共有を提案する考えを示し、「静岡県から問題意識を説明してもらい、各県で意見を交わす機会を提案していきたい」としている。

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