
誰でも手軽にロボットを使ったゲームが作れるSIEの無料プログラミングサービス「toio Do」
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、ロボットトイ「toio(トイオ)」において、ビジュアルプログラミングアプリを中心とした新サービス「toio Do」をリリースした。
「toio Do」は、ロボットを使ったゲームが作れる無料のプログラミングサービスで、「あそぶ」と「つくる」の2つのサンプルプログラム集が含まれている。
「あそぶ」は、ミニゲームや便利な道具など、クリエイターや「toio」開発チームによる豊富な「あそび」をプレイできるサンプル集。「シンプルリモコン」「ブロックくずし」「動くわなげ」「キューブでお絵かき」「動きレコーダー」「キューブさんのおしゃべり」のほか、ボードゲーム作家「ブルーパドル」チームが考えたサンプルプログラム「あそびの調味料」を収録する。
一方の「つくる」は、ミニゲームの作り方のほか、プログラミングの基本やロボット工学入門も含むサンプル集。「順次・分岐・反復」「前に進む・回る・音をならす」といった基本的なものから、「サッカー・ミニレース」などのミニゲームのチュートリアル、そして算数や数学、ロボット工学など、学校でも応用できる「つくる」ことを目的としている。
従来「toio」のビジュアルプログラミングに対応するWindows10やMacの「ブラウザー版」に加え、新たにiPadやChromebook向けの「アプリ版」でも、ビジュアルプログラミングを楽しむことができる(Chromebook版は2021年4月リリース予定)。
なお、「toio Do」のリリースにあわせて、「toio」ユーザー(親子)、エンジニア、デザイナー、クリエイターなどが集い、作った作品の情報交換やプログラミングに関する相談などを気軽にできる無料のオンラインコミュニティスペースを、4月に開設するという。
関連情報
https://toio.io/special/do/
構成/KZ