
日本商工会議所の小林健会頭は、岸田政権が掲げる「異次元の少子化対策」の検討会議の進め方に「違和感がある」と述べました。
日本商工会議・小林健会頭:「過去会議で2回ぐらい、この進め方には違和感がありますということを申し上げた」
政府の少子化対策の議論に自らも参加している小林会頭は「少子化は本当に国難であり、対策は国の方向を変える重要な政策だ」との認識を示しました。
そのうえで、通常は過去の検証から施策を考え、そのための予算を組んで財源を検討するのが議論の筋道であり、急ぐからとして短い期間で施策と財源を並行して議論することへの違和感を述べました。
また、施策がうまく行かなかった時に日本がどうなるかについて1回でも議論し、共有すべきだとしました。