なでしこ高倉監督 苦心の五輪初陣 早々失点、PK失敗...「いい教訓になった」

なでしこ高倉監督 苦心の五輪初陣 早々失点、PK失敗...「いい教訓になった」

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2021/07/22

◇東京五輪 女子サッカー1次リーグE組 日本1―1カナダ(2021年7月21日 札幌ドーム)

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<日本・カナダ>後半、大声で指示を出す高倉監督(撮影・小海途 良幹)

初戦の難しさか。指導者として“初出場”となった五輪は、課題の残る船出となった。前半の開始早々に失点。終始カナダにペースを握られ、試合終了間際の岩渕の一発で追いつくのが精いっぱいだった。高倉監督は「海外のチームは特に、フィジカルを前面に押し出してくる。最初の15分はこちらも受けてしまった」と悔やんだ。

選手起用が裏目に出た。ケガ明けだったDF北村を左サイドバックで、14日のオーストラリア戦に出場していないGK池田を先発起用。しかし、開始早々の前半6分に左サイドで起点をつくられると、グラウンダーの左クロスを簡単に許した。ポストに直撃したシュートのこぼれ球に反応した相手FWシンクレアに代表通算187点目を流し込まれた。

コロナ禍での無観客開催。本来、大歓声に包まれていたであろうホームの声援はなかった。それでも、高倉監督は最前線のピッチに立ち続け、逆サイドまで響く声で鼓舞し続けた。後半から途中出場したFW田中は9分にPKを失敗。少ないチャンスを決め切ることができなければ、メダル獲得にはほど遠い。

澤穂希が引退した翌16年のリオ五輪は、アジア最終予選でまさかの敗退。直後に就任した高倉監督が世代交代を図り、19年W杯フランス大会は経験少ない若手を中心に出場するも16強止まりで痛烈な批判も受けた。だが、現メンバー22人中17人が19年W杯を経験。先を見据えて起用してきた若手が、主力を担うまでに成長した。

次戦24日の第2戦で英国と対戦する。「いい教訓になったと思う。これでチームとしても、さらに集中力を上げていこうというところ。自分たちで変えていくしかない」と、指揮官は前を向いた。

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