「神戸線が雪で運休するとは」明石でも電車混乱 道路は大型車中心に市内で大渋滞

「神戸線が雪で運休するとは」明石でも電車混乱 道路は大型車中心に市内で大渋滞

  • 神戸新聞NEXT
  • 更新日:2023/01/26

公共交通の不通や幹線道路の渋滞など大きな影響をもたらした今回の寒波。気象庁によると、兵庫県明石市では25日午前5時44分に氷点下2・7度を観測した。影響をまとめた。

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電車の運行再開を待つ人たち=午前9時ごろ、JR明石駅

JR明石駅と山陽明石駅では、電車の再開を待ち続けるサラリーマンや学生が多く見られた。

JR神戸線は、始発から全ての電車が運転を見合わせ。普通電車のみ徐々に運行を再開したが、通勤ラッシュを過ぎた午前9時の段階でも一部区間で運行がなく、通勤や通学に大きな影響があった。午後7時の時点で、通常の半分ほどの本数で運行している。駅構内では、姫路方面に急ぐ場合は西明石駅まで普通電車で、そこから新幹線に乗り継ぐ方法もあるとアナウンスされた。

山陽電車本線でも始発から運転を見合わせ。午前9時10分ごろ、西代駅(神戸市長田区)から東二見駅の区間で普通電車のみ運転を再開。本線の全面再開は午前9時45分ごろになった。

通勤のため、JR明石駅で運行再開を待っていた男性会社員(56)は「会社には2時間近く遅れそう。神戸線が雪で運休するとは思わなかった」と困った表情で話した。

雪の影響により、国道2号バイパスの全線、第二神明道路では市内を通る一部区間が通行止めとなった。明石駅周辺などの国道2号でも、大型車を中心とする車の長い渋滞が発生した。

市消防局によると、市内では24日午後9時半~25日午後3時半に31件の寒波関連とみられる救急出動があった。徒歩や自転車の人が滑って転倒するなどのケースが目立った。

車のスリップなどによる物損事故も相次いだ。明石署によると、24日正午~25日午後4時までの物損事故は60件、人身事故は5件で、物損事故は昨年の1日平均発生数の約4倍だった。人身事故によるけが人は、捻挫や擦り傷などすべて軽症だった。

雪の積もった市内各地の坂道などで、車が立ち往生する事態も続発。市道路整備課や明石署によると、市立文化博物館(上ノ丸2)前の坂や周辺の道路では25日午前9時すぎから11時40分ごろまで自動車の通行を一部規制した。坂の上で追突事故が起きたり、スリップで動けなくなった車があったためで、除雪や凍結防止剤の散布をした。

JR神戸線をまたぐ西明石陸橋や魚住センターロードでも車が動けなくなった。明石駅南のバスロータリー上にかかる歩道橋でも、路面凍結によって歩くのが難しくなり、市が対処した。雪が降り始めた24日夕以降、凍結防止剤の散布場所は25カ所に上った。

市水道局によると、市内では住宅で給水管からの漏水が32件発生した。管内部の水が凍って膨張し、管を破損させたとみられる。そのほか、「凍って水が出ない」との連絡が市や市管工事業協同組合に5件入った。

明石駅周辺や魚の棚商店街(明石市本町1)では、通常時の平日に比べて人通りが少なかった。魚の棚商店街では臨時休業する店もあり、普段のにぎわいとは一転、閑散としていた。

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