
3度目登板へ調整順調な千賀(中=カメラ・カルロス山崎)
【米国フロリダ州ポートセントルーシー18日(日本時間19日)発=カルロス山崎通信員】登板翌日ということもあり、前日はノースロー調整でリカバリーに努めていたメッツ千賀滉大投手(30)は午後3時からチームによるストレッチやウォーミングアップを行った後、通訳を相手に約15分間のキャッチボールを行った。
キャンプ中のオープン戦と言えばほとんどがデーゲームだ。しかしメッツは千賀が先発登板した16日(同17日)のナショナルズ戦からこの日まで3日連続でナイトゲームが組まれており、選手たちはシーズンさながら夜型のキャンプを過ごした。千賀は全体練習が始まる25分程前、トレーニングジムから一人で出てくると、誰もいない人工芝の練習フィールドへ。左翼から中堅付近でランニング系のメニューを約8分間に渡って黙々とこなし、その後のチームメニューに備えた。
メインスタジアムの左翼付近で行ったキャッチボールは距離を最大で30メートル程にとどめ、バッテリー間の距離に戻してからはセットポジションからストレート、スライダーをメインに、時折フォークも交えながら後半は球威、キレも抜群のボールを投げていた。
千賀は22日(同23日)、ホームで行われるアストロズ戦で、オープン戦3度目の先発マウンドに上がる予定だ。
東スポWEB