昭和世代の心に刺さる!42歳ライターが選んだ「一生モノ」の4つのアイテム

昭和世代の心に刺さる!42歳ライターが選んだ「一生モノ」の4つのアイテム

  • BRAVO MOUNTAIN
  • 更新日:2023/03/19
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昭和世代の筆者が一生大切にしたいと思っているアイテム(撮影:大善亨)

2022年よりレトロブームが昭和を知らない若い世代にヒットしている。ノスタルジックな純喫茶やクリームソーダ、昭和世代の中年である筆者が10代の頃ワクワクしながら読んだバスケ漫画「スラムダンク」が2022年12月公開の映画「THE FIRST SLAM DUNK」として大ヒットしているのもその一例ではないだろうか。

関連:■【画像】明かりを灯すだけでレトロ気分「フュアハンドランタン​​」

昭和レトロや平成レトロとして、良い物や文化に対して再度脚光を浴びるのは、当時を知る昭和世代の者として嬉しい限りだ。そこで、昭和世代で42歳の筆者が昭和・平成・令和と時代を超えて一生大切にしたいと愛用しているおすすめの道具を紹介しよう。

■Nikon FM3A<MFフィルムカメラ>

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22年愛用している2001年に発売されたNikon最後のMFフィルムカメラ「FM3A」(撮影:大善亨)

まずは、レトロブームの代表格と言える「一眼レフフィルムカメラ」。最近ではカメラ女子の間で「エモい写真が撮れる」と人気だ。

筆者がおすすめするフィルムカメラはマニュアルフォーカスの一眼レフ。ワンタッチで高画質な画像が撮れるスマホやデジカメと違い、①フィルムを巻き上げる、②絞りとシャッタースピードを調整する、③シャッターを切るという動作が必要になる。

その一連の動作には写真撮影の基礎や楽しさが凝縮されている。現像するまで結果が分からないというのも、撮った瞬間に結果が分かるスマホやデジカメとは違った味わいがある。FM3Aの前モデルと言えるFM2は写真学校の最初の教材として20年以上使われ続けていたという逸話もある。

当時も今もお手軽さとはほど遠い一眼レフフィルムカメラだが、そこに流れる自分だけの時間軸というものに惚れてしまうアイテムだ。筆者は購入から22年間、MFフィルムカメラ「FM3A」を愛用している。

■レッドウィング <革靴>

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筆者が2012年1月に購入した「レッドウィングのベックマン」(撮影:大善亨)

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13年目を迎えた「レッドウィングのベックマン」(撮影:大善亨)

続いてはアメカジの王道「レッドウィング」。1990年代にアメカジブームが到来した。中でもアイリッシュセッターというシリーズは爆発的な人気を誇った。若き日の木村拓哉やダウンタウンの浜ちゃんもカッコ良く履きこなしていたのが記憶に残っている。

ただ、当時高校生だった筆者は憧れのレッドウィングを手にすることができなかった。人気もあり品薄であり高額だったからだ。社会人となり、街で見かけて惚れ込んで買ったのがレッドウィングのベックマンだった。ベックマンもアイリッシュセッターに負けず劣らず人気。フェザーストーンという革を使用しており、丁寧に手入れをすればまさに一生物のブーツだ。履けば履くほどに馴染んでいく。また、ソール部分の張り替えもできる。令和の時代もコイツで歩いて行きたい。

■フュアハンド ベイビースペシャル276 <ジンク>

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3年目を迎えたランタン。まだまだ使い込みたい(撮影:大善亨)

次に紹介するのはFEUERHANDの「フュアハンドランタン」。嵐の中でも明かりが消えない通称「ハリケーンランタン」だ。いかにも無骨でキャンプっぽいルックスに惚れている。実際に使っても良し。部屋に飾っても様になる。

1990年代の平成では第一次キャンプブーム。コールマンやRV車が大流行した。昭和世代の筆者が小中学校だった頃、よくファミリーキャンプに行ったものだ。その時、父親がランタンに火を灯すのを見て格好良く見えた。実家のランタンに火を灯すと当時の思い出が蘇る。キャンプ好きには同じような経験を持っている人も多いのではないだろうか。筆者もランタンを大切に使って密かに子どもに譲るのを夢見ている。

■オピネルNo.9 <アウトドアナイフ>

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筆者が2021年に購入した130年以上の歴史を持つ「オピネルナイフ」(撮影:大善亨)

最後に紹介するのがOpinelの「オピネルナイフ」。頑丈、機能的、シンプルで自然愛好家や料理人、冒険家・芸術家など世界中のさまざまな人から愛されている折りたたみナイフだ。あの天才画家パブロ・ピカソも愛用していたとか。

時代を超えて愛される道具にはやはり理由がある。手にした時の馴染む感覚や機能美、ずっと使っていても飽きのこない洗練されたデザイン。所有する喜びを感じるものが一生大切にしたい道具ではないだろうか。

■一生愛せるこだわりの道具と自分を磨き、イケオジになろう!

いかがだったろうか。一生大切にしたい道具と言っても好みは人それぞれ。筆者の独断と偏見によるチョイスではあるが、レトロブーム等で注目されるノスタルジックな物や文化には実際にその時を知らなくても感じ取れるキラリと光る輝きがあるのではないかと思う。

昭和世代の道具も人も、大切に磨いていけばまだまだ光る。当時、スラムダンクの主人公と同世代だった青年も今やその監督と同世代の中年になった。だが、あえて同世代の方々に青年である主人公の台詞(一部抜粋)を届けたい。

「オヤジの栄光時代はいつだよ……」「オレは今なんだよ!!」
(スラムダンク新装再編版20巻より)

自分だけのこだわりの道具と自分を磨き、令和のイケオジになろう!

●Opinel(オピネル)ステンレススチール No.9

価格:2640円(税込)
素材:ブレード:ステンレススチール/ハンドル:ブナ
サイズ:ブレード長さ約9cm

●FEUERHAND(フュアハンド)ベイビースペシャル 276 <ジンク>

価格:6160円(税込)
燃焼時間:20時間以上
燃料:灯油もしくはスターパラフィンオイル
ガルバナイズドスチール
ランタンサイズ(cm):13.5x15x26.5
ランタン重量:480g

※この記事の情報は2023年3月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はHPでご確認ください。

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大善 亨

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